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2000年05月

パラオからの帰国

  • 2000-05-04 21:24 (木)
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予定より遅れて今日、帰国いたしました~。

パラオは最高に素晴らしかったです。
そして帰りはちょっとトラブルに巻き込まれてしまい、せっかくのパラオの海が頭からぶっ飛んでしまいそうでした。海の感動を忘れないように早く全てを脳裏に焼き付けておかねばっ。

ともかく、夕方前に家に帰れたのでさっそくフィルムの現像だけ出しに行ったので明日には「地上編」が出来上がるでしょう。アップできるようないい写真があったらいいんだけど。

ここで全てをしゃべっては話すことがなくなるので、チビチビと「ダイビング・ライフ」のコーナーで紹介するようにします。それでは今日はこの辺で・・・。もう、寝ます。ふぁ~あ。がくっ。グーグー。

パラオからの荷物

  • 2000-05-05 21:22 (金)
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朝10時に起きたらもう既に昨日関空から送った荷物が届いていた。しかも8時頃に来たのだとか。
連休中でもシッカリお仕事してくれている宅配業者の皆さんありがとう。

母が受け取ってくれたのだが、あまりにも重くて「ギックリ腰になる。これを同じ料金で運べなんてヒドイ」と言われたそうな。そしてハードケースの外側はズリズリに引っ張った跡が・・・。「誰の荷物ですか」とも言われたんだけど「娘の・・・」と言ったら驚いていたんだって。

そりゃそうだ。大きい上にキャスターは(無くなったり曲がって使い物にならなくなる可能性があるので)外してあって30キロ以上ある。階段を運んだり車や台の上に載せたりするのはどんな厳つい男性でも大変そう。
なのに私の荷物でありながらちっとも困らなかったワタシ。

だってね、平地をキャスター付けて転がしていただけで自分では全然持ち上げたりすることがなかったの。
持ち手に手をかけると周りにいる誰かが代わりに運んでくれるんだもん。
一緒に行ってたのは年下の女の子なんだけど、それでもpinnaには「ちょっと無理よ」と言って運んでくれたりして大変助かりました。実際あの荷物を1人では持てません~。
道中、みなさんにはご迷惑をおかけいたしました。

それから荷物を出して洗濯やダイビング器材の塩抜き(海水がついたまま乾燥すると器材を傷めて使えなくなるので真水に一晩浸けておく)をすぐにやっておかなきゃいけない。
この暑いのに外でB.B.Qはするわー、写真の現像は取りにいかねばならないわー、子供の日なので甥っ子達をアンパンマン王国に連れていかねば(?)ならないわー、2人とも誕生日が近いので靴を買ってやろうと合わせに行くと弟の方が「お兄ちゃんの方には塗り絵が付いていた」と泣きわめく。

ああ、帰ってからが忙しい。

ハイテンション

パラオへダイビング旅行(2000.4.29~5.4)に行ってきました。
出発前日のこと手元に最寄りの駅の時刻表があったので、電車の時刻の最終打ち合わせだけですぐ終わるつもりであえて携帯から電話すると、すでに興奮状態にある友だち。電話が終わらないゾ~。(^^;
そうして翌日の関空に向かう道中も始終その調子だ。

今までサイパン、渡嘉敷、マクタンは彼女と一緒だったのだが、これほどテンションが高いのは初めて。
それほどまでにパラオはダイバーにとって特別の海なのだ!

Kちゃんは普段は知らないが、ことダイビング旅行に関してはものすごぉーく頼りになる。(ダイビングについては自称「潜行がちょっと苦手」だが)
宿、日程、旅行会社、交通手段、潜るポイント・・・全てに関して詳細に調べていて、何も抜かりはない。チケット手配から支払いに至るまで何もかもお任せ状態。私の出る幕はない。
関空内も自分の庭と言わんばかりにスタスタと迷いもなく歩きまわる後ろ姿はとっても頼もしい(?)のだ。

しかし、今回に限ってただ一つだけ大きなミスが勃発!

彼女は職場には海外旅行と言わず、大阪で「結婚式」に出席するということにして5月1日と2日を休みをとってきていた。
海外旅行の為にでは休みがとりにくかったからだろう。
というのになんとも上手い具合に荷物を足早に運んでいる時にテレビカメラを持った人とレポーターに「ゴールデン・ウィークを海外で過ごされるのですか?」と声をかけられてしまった。後ろをついて行ってた私は彼女がそのまま「はい~。(^^)]なんてニコニコして応対するとは思ってなかったが、意外にも気持ちよく長々とインタビューに応えている。そうして「会社の休みは・・・?」ときかれた所で初めて「これはマズイ!」と気がついたらしい。
・・・お、おっそ~いっ。(^^;

その後はかなり深刻な気分になっていたもよう。
あれがもしニュースで放送されたらっ!

私が「あれ、柏村武昭のテレビ宣言(広島の夕方に2時間もやっているワイドショー的ニュース番組)で使われるかもよ~」って言ったら(意地悪?)「広島は広島空港に取材に行くだろうから大丈夫よね・・・。」とか「まだ今の会社には(転職したばかりで)そんなに愛情を持ってないからどうなってもいいや」などと深刻な面もちで自分を励ましている姿は同情をかわずにはいられなかったわ。

でも今の所、まだ誰にも「テレビ観たよ~」なんて言われてなさそうだから一安心!予定通り大阪で会社へのお土産も買ったことだしねっ。

リフレッシュ後

  • 2000-05-07 21:15 (日)
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今日もすっごくいい天気!

帰ってから十分にあったはずの休みも今日まで。
仕事始めが月曜日から始まるっていうのは後が結構長く感じそうです。

一般の人がG.Wで休んでる間に仕事だった方々はまた別の日にお休みとれるのかな?
私が以前土日休みじゃない仕事をしていた時は休みに対する考え方も今ほどしっかりしてなかったし、忙しくて休日返上で仕事して代休もとってなかったから一年中メリハリなく働いていたような気がする。
好きな時に気兼ねなく休みがとれる環境だったらいいけど、今はこうも不況じゃかえって難しいかもね。

せっかくリフレッシュしたんだから、明日からは気分を切り替えて仕事もガンバローっと。
(といいつつ、休み前に何の仕事をしていたかどーしても思い出せなかったりする)

しかし、↑このウダウダ感。
「リフレッシュ」とか「ガンバロー」とか書いてるけどパワー無し。
だって楽しすぎた休日が終わろうとしているんだもん。

好きなネタ

  • 2000-05-08 21:10 (月)
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南の島ではもちろんずっと半袖やノースリーブだったものだからウッカリ今日は半袖で出勤してしまった。(サンダル履いて行ったんじゃなくて良かったけど)
朝はちょっと肌寒く鳥肌たちそう。
でも昼頃には室内も暑くなってきてちょうどいい感じ。
気が付けば新緑も濃い緑にかわってた。季節はどんどん夏に近づいている。

昨日友だちと会った時に新しい携帯に機種変更したいんだけど、これどう思うってパンフレットを持ってきていた。どこに行くとも決めずにいたので取りあえずお店に本物を見に行こうかって行くと、新しいメール端末(携帯電話じゃない小さいメール専用機)も出ていて実際に使えるように展示してあったの。

元々あるシャープの端末と3種類あって、それぞれ電源を入れて遊んでみた。
どれも取説もなく縦横無尽に使えるなんて、もしかして私ってばカッコイイ・・・???(^^;

それはそうと、インターネットが使えるモバイルパソコンのホームで前にやったことのある「寿司占い」が紹介されていたので友だちが面白がってやったら(←このこは占い大好きなの!ちなみに動物占いはコアラちゃん)選ぶ寿司ネタがあまりにも私と違うのでウケてしまった。

まず「卵焼き」から始まり「カッパ巻き」・・・それって新鮮な魚介類が命の寿司が台無しじゃあ・・・?
最後まで淡泊におわる彼女。納豆巻きやウニ、イクラなんてとんでもないらしい。

それとも私の好みがコッテリしすぎているのか・・・。
アナゴ、トロ、イクラ、ウニ、アジ・・・5つじゃだいたい足りないし~。そうそうエンガワがメニューになかったぞ。これも忘れちゃならん。

そういえばそれ以前に友だちは魚嫌いだった。(なのになんで寿司占いやりたがるのよ)
もしかして「回転寿司」なんていったらまずプリンから食べるんじゃないでしょうねー。

カメラを携えた二人

  • 2000-05-09 20:18 (火)
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写真って好き。何度みてもその時のこと思い出して楽しいもん。

さて、Kちゃんはカメラはイオス・キスを持っていて、バシャバシャ写真をどこでも撮りまくる。
例えば、泊まったホテルの部屋のナンバー・プレートでしょ。それから搭乗ゲートの看板。これから乗る新幹線(ホームに入ってくる新幹線を一眼レフでねらってる姿は鉄道マニアみたいなの)や飛行機。機内食及びホテルの食事。花。ヤドカリ・・・。

ドキュメンタリー・タッチでなかなか良い。私は彼女の写真のファンです。

ちなみに私が最も気に入っている作品は「スローシャッターで撮ったビーチの波打ち際」
しかも露出とかシャッター・スピードとかは関係なしでカメラの「ポートレート」「マクロ」「風景」「夜景」などのモード・ダイヤルでセットするだけで撮り分けているのだからスゴイ!!
とにかくいったい何にカメラを向けているのか、何か特別なものが隠れているのかとそばにいる人は一緒にファインダーを覗いてみたくなる程、気になるかもしれない。

なんだけど、案外みんなが撮るような「みんなで記念撮影」的な写真はお互いにあまり撮らなかったりする。
私も今回は結構何気ないものをたくさん撮ったつもり(今回はどうしたの?とKちゃんは言う)。それでもやっぱり後で出来上がってみると一緒に潜ったガイドさんや楽しかった出来事。あれもこれも撮っておけば良かったと思うようなことばかり。

そんな私達なので帰ってきてからの写真の現像代は凄い。
新婚旅行の写真か?というくらいで、今回まだリバーサルはプリントしていないが今のところの現像代は私の方は8千円以上かかってます・・・。Kちゃんは2万円以上かかったらしいし。私もまだもう倍はかかりそう。(^^;

さて、ようやく金曜日にKちゃんの撮った写真も見せてもらえるので楽しみです。

写真会

  • 2000-05-09 21:07 (火)
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母が膝を故障。
昨日まで添え木をしていたが今日は外してもらっていた。でも歩くのは痛そう。

何をしていたかというと、親戚のおばさんをまた性懲りもなく(毎週のように最近知った秘密の場所にみんなを連れて行っている)山に山菜をとりに連れていって、「そこにたくさんあるよ」と教えるのに切り株に足をかけたら膝までズボッと入ってどうにも抜けなくなったのだそうだ。
見た目はそのままで静かに中がフワフワになっていたよう。
抜くときに変に膝を捻ったのだろう。

慣れない山歩き(山菜採り?)は気をつけよう。

今朝、友だちが「日曜日にどう?」とパラオの写真を見せ合ったりログ(潜水記録のノート)をつける日程を指定してきた。他の日は仕事の都合もあるし、平日にわざわざ会うのが億劫だったのだろう。
日曜は母の日&甥っ子2人の誕生日なのでアットホームな私は出かけるのが躊躇われる。

とりあえず「午前中ならOK」と書いておいて、なにげに「金曜はダメ?写真早く見せたいよ」とメッセージを送ったら速攻で「写真早く見たい!金曜にしよう」と返事が返ってきた。
なんでも言ってみるものね~。(^^)v

友達からのメール

  • 2000-05-11 21:05 (木)
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今、友だちから「6月1日暇?休みとれる?」とせっぱつまったメッセージが入った。
1日は木曜日で平日じゃん。前後の休みは必要なさそうだから旅行ではなさそう。

しかもその日に何がしたいか伏せてある辺り・・・計略の香りが。

カープ・アイランド・リゾート

これから私たちが向かうところはパラオ諸島のカープ・アイランド・リゾート。

その前にパラオはどんなところかというと、日本の南、ミクロネシアに位置します。赤道よりやや北。緯度はフィリピンと同じくらい。日本との時差はなし。通貨はUSドル。

小さな島がたくさん集まっていて日本の統治下にあった時代もあり、お年寄りには日本語が話せる人がたくさんいるそうです。
スペイン、ドイツ、日本と続きアメリカから1993年に独立してパラオ共和国となったのです。割と最近のことですね~。

自然がいっぱいで、これがまた世界有数のダイビング・ポイントがあるんですよ。ここには!

プランを立てている時にどこに泊まるかという話を2人でしていて、カープは最も有名なダイビング・スポットの「ブルーコーナー」にボートで15分というアクセスの良さ!これは魅力でした。ちなみに中心地のコロール島ステイだとボートでそこまで60分ほどもかかるという。船酔いが得意な私たち2人は「いっそのことカープ」ということで意見が一致したのでした。

ここは岸川さんという日本人がオーナーで元々無人島だった島をリゾートにしたのです。
建物は全部オーナーの手作り!コテージでは鍵なんてかけるどころかドアは開け放ち網戸のままで寝てます。セイフティ・ボックスもないし結構アブナイのだがこの際気にしません。(どうしようもないから)
冷蔵庫、クーラー、テレビ、電話、そんなものもあるわけございません。部屋にあるのは小さな机、ベットと蚊取り線香だけです。
もしかすると世界で最も蚊取り線香消費量が高いのではないかとニラんでいるのだ。

ところでカープ・アイランド・リゾートは上空から見ると美しい緑の島で、星形をしてます。
カープは「鯉」という意味の英語。海には泳いでるわけないので、その因果関係がわからなくて「なんでだろ~?」って思ってた。
名前をつけるなら「星」とか「ヒトデ」を意味する言葉の方がピッタリでしょ。

すでに勘のいい方はお分かりでしょう。
オーナーの奥さんは広島出身。野球はカープのファンだったんですね~。
分かりやすいというか、まわりくどいというか。

その情報を教えてくれたのは神戸に住むという広島出身の女性。もちろんカープファン!
旦那様は阪神のファンだそうで野球のこととなると、どっちも譲らず大変らしい。
広島県在住の私たちは危うくカープの最新情報を聞き出そうと質問責めに合うところだった。ふたりとも野球は超疎いのに~。(^^;

さすが我らが(?)カープ!地球規模で応援だっ。

カープアイランドのビーチ
カープ・アイランド・リゾートのビーチから臨む

旅行後の楽しみ

  • 2000-05-13 21:03 (土)
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今日は久しぶりに友だち夫婦の家に遊びに行った。玄関を入るとまだ赤ちゃんだと思っていた女の子が立って歩いていたのでビックリ!歯も上下2本づつはえてるしカワイイし。

そういえば二人とは私が講習後の初めてのダイビング・ツアーで知り合ったのだった。大体私たち3人は別々に同じツアーに参加してそれ以来の仲なのだから。

あの時、もう1人・・・か2人(私は女の子2人で参加していたので)カッコイイ男の人がいれば2カップルはできていたはずなのに~っ!?

一緒に潜ったのはその時だけなんだけど、尽きることのないダイビングの話題で盛り上がれるし、いつも気持ちよく迎えてくれるので、どこかに潜りに行ったらすぐに報告する為に家にとんでいってしまう私。

旅行の後の大きな楽しみなのだ。またヨロシクね~っ。(^^)v

力持ち

始発の新幹線で関空に向かい、予定通り10時55分にグアムに向けて3時間半の空の旅。
でも、グアムで乗り換えに4時間の待ち時間がありそれからパラオまでは2時間。パラオに着くのは夜の9時頃。

私は人と待ち合わせをしても2時間~3時間は平気で待ってしまう気の長ーいところがあるので4時間位なら大丈夫。グアム空港内で写真をバシャバシャ(お約束だからねー)撮っている相棒とゆっくり空港内を探検だっ。

今回のコンチネンタル航空の飛行機は座席が3つ並びが2列あるだけなので大抵の場合カップルがまず窓際に座り私たちのような同性ペアで半端になった席を埋めるのだ。
カップルのラブラブ度によってはかなり辛い空の旅にもなりかねないのだ。

空港に到着すると自らタラップを下りて歩いて入国ゲートに向かいます。たった一部屋をスーッと通り抜けただけのようなあっけない入国でした。しかも入国審査を写真に撮れた。日本は撮影禁止なんでしょ!?どうして禁止なんでしょね。ここでこんなにラフでいいなら日本でも許されるのでは?

出てからホテルに送迎してもらう為に車に乗り込み走り出すと「パラオって日本と同じなんですねっ」とウレシそう。それは運転席だけの話しよね。だって走っている車線は違うぞっ!車は右側を走っているんだぞ。
と思いつつ一瞬私も迷ってしまってワケが分からなくなったので「ウン」とだけこたえておいた。
車の中は他の夫婦一組と1人で来ている男性だけでした。G.Wなのに意外なほど少ない。

すでにそこでみんなと話してコミュニケーションしてしまうpinna。
行く前から連れが言っていた「私、人見知りするんですよねー。だけど(pinnaと一緒だと)ラク~。自分で話しかけたりしなくても先に友だち作ってくれるから後はそのおこぼれに預かればいいんだもん。」に、自らちょっと納得。

しかし、おこぼれにあずかるどころか最後は全部持っていくのが常やん。(^^;

だんだん調子をあげるKちゃんにひきかえ、私はだんだん控えめになっていくのだ。
初対面の人の方が得意だったりして・・・。

ホテルに着いたら運転手さんが荷物を運んでくれるのですが、1階は貸店舗のようでフロントが2階にあるのにエレベータなどはなく階段のみ。私の大きくて重い荷物がかなりこたえたらしく、私たちの部屋が3階ときいてフロント嬢にこう申告していた。

この荷物すっごく重くて3階まで持って上がったら腰を傷めてしまう。もうイヤだ。このフロアにもう部屋は空いてないのか?
ないならチェンジさせろ。また持って下りなければいけないんだぞ。と。重くてゴメンね。
反省をこめて持って翌日持って下りてもらうときはダイビング器材を出して一つずつを軽くしておきました。

おかげで泊まるのはフロントの目の前の2人部屋になった。

でも、翌日の朝、ピックアップに来た彼は私の荷物を避けてKちゃんの荷物を持ってサッサと下りました。チラッと荷物に目を配ったのを私は見逃さなかったわよ。でも、今度は私の荷物はずっと軽くなっているんだもんね~。残念でした。

部屋にはテレビや冷蔵庫もあって、テレビではなんと日本のテレビ番組が放映されていたよ。
NHKニュースや演歌番組もやっていたようなのでNHKがそのまま流れていたのかもしれないね。この調子では暮れには紅白歌合戦もみることができるでしょう。

翌日は島に着いたらすぐにダイビングできるようにとのことだったので、張り切って早めに寝ました。

電気を消しても廊下の明かりが気になって眠れそうにないとボヤいているKちゃん。
いきなり「そうだ!腹筋するの忘れてた」と、暗がりで足を上げて膝を90度くらいに曲げてフッ、フッ、フッと腹筋を始める・・・。

pinnaにも「やっておいた方が体調いですよ!」といいながらフッ、フッ、フッと続けるシルエットがおかしくて、よく笑いをこらえられているものだと自分で感心してしまう。
翌朝は「ほら!腹筋の成果が現れている」とTシャツをめくって筋肉が鍛えられて割れたお腹を見せてくれた。

しかし、彼女が腹筋をしていたのは初日だけ・・・。
帰ってから「あの後、私が知らないだけで毎日腹筋していたの?」ときいてみたが当然のように「やってませんよ~」と答えられてしまうあたり。Kちゃんである。

ダイコンの利用法

  • 2000-05-13 22:56 (土)
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パラオの中心地はコロール。翌朝ここからボートで50分から1時間かけて島に渡り、ようやっと目的地のカープに辿り着くのだ。
朝、外に出ると昨夜バスで一緒だった男の人の顔から汗がふきだしている。今気温は何度なんでしょうね~。って何気なく言ったら、さっそく腕にしていたダイブ・コンピュータを見て「32度です」と明快な答えが返ってきた。

ダイブ・コンピュータ(略してダイコン)は時計のような形態をしていて、潜った後に体内残留窒素がどのくらいあるかという目安にしたり、潜行開始時間と終わった時間、最高深度、その時の気温、水温などが分かるようになっている優れもの。それらを記憶もしてくれるので後でログ(ダイビング記録)を書く時に便利です。(体内残留窒素についての詳しい説明は長くなるので略!たくさん残っているとヤバイ)

まさか正確な気温がすぐに分かると思ってなかったのでちょっとビックリ。
ダイコンは常に携帯しておくべきなのね。私はダイビング器材と一緒にケースに入ったままだったわ。

いよいよ車が出た。フロントガラスに弾丸で撃たれたようなヒビが入っていてよく前が見えないがおかまいなしのようだ。事務所で手続きを済ませボートに乗り換える。そこでは「もしダイビング中に何か事故に遭っても賠償を求めない」という内容の誓約書を書いたりするのだ。必ず潜りに行った先で書くものだけど、これにサインをする時はちょっと「もしも」の時のことが頭をかすめ、あまり好きではない。

ああ、でも今私たちはパラオにいる。着いたらどこに潜りに連れていってもらえるのだろう。
見るもの全てが特別の輝きをもっている。海は穏やかで青い。明日が楽しみ!

反省

  • 2000-05-14 23:48 (日)
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今日は母の日と甥っ子2人の誕生日会、両親世代にとっての母のおばあちゃんとお祝いされる立場がメンバーの半分を占めるという状態で仕掛け人pinnaとしては超忙しかったです。

サンタ並にあるそれぞれへのそれぞれのプレゼントは全部私が合うようなものをと頼まれて選んでセッティングしたものだし。カメラマンから進行、片づけ他1人何役もこなさなければっ。
こういう時はいつも「もし(pinnaが)お嫁に行っていなくなっちゃったら困るからいかなくていい」などと言われるのです。勝手だよな~。

みなさんは母の日はどうでした?心温まる交流がありましたか~?

それはそうと2,3日前に、夕食を終えて台所で洗い物をしていると父が居間から母に「おい、きょうは(おばあちゃんが)反省していないから早く寝るぞ」と申しておりました。よく意味が分からなかったのよ。どうしておばあちゃんが反省することがあるの?「今日は」って昨日は反省したっていうの?母は「そう」なんて言って笑っている。

とりあえずそこは何もきかずにそのまま片づけを続けていると、今度は「おい、おばあちゃんがようやっと反省を始めたぞっ」ってまた大きな声で報告している。

今度は母と一緒に「どれ?」と覗きにいって納得である。おばあちゃんは祈るように両手の指を組んで頭を垂れて座ったまま居眠りをしていた。その姿がちょうど反省して項垂れているように見えるのね。

おばあちゃんは普段よく「この、ツルッと寝るのが気持ちいいんじゃ」と言ってどこでも座ったまま居眠りをするのだ。でも我が家に来て半年、毎日忙しくて居眠りの暇もなかなか無い(?)。そんな日はやたら早く床につくのだけど、今度は朝が早すぎてつられて父も早く起きることになるので父はそれをおそれているのである。

冬はよく父が起きてくるまでストーブも点けずに寒い中座っていたので風邪をひいたら大変と下で気配がしたら観念して起きてくる必要があったけど、もう朝も寒くないからほっといてもいいのにやっぱり起きてくるあたり、さすが息子である。

以来、我が家では「反省」が合い言葉になってしまった。

日差しは夏

  • 2000-05-15 21:01 (月)
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まり陽に灼けずに帰ってきたのに、日に日に半袖の腕がいい色になっていく。
まるで日光写真みたい。(懐かしい~っ!)

青虫おくれ

  • 2000-05-18 21:00 (木)
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一昨日、会社の同僚に「青虫ない?」ときかれた。子供が理科の研究で育てるらしい。
家の近くでこの一週間というもの探しているのにみつからなくて、私の母が家庭菜園(というにはあまりにも広いが・・・)をやっているので、きっと手にはいると見当をつけてきたのだ。

ちなみに私はそういうのに疎くて最初、青虫ときいてアブラムシ(菜の花とかにビッシリついている小さい虫のことだったと思う)のことだと思って返事をしていたくらいなので、よく分からない。とりあえず帰って探してみることにした。

どうやらそれはキャベツなどにいるらしい。虫カゴと使用後の割り箸を持っていざ!
そしてどうやら余程みんなに見くびられているらしい、どうせ無理だろうと母が出てきて探してとってくれた。

たくさん見つけて翌日持っていくと、今日その子供がお礼の手紙をくれた。
「かわいい青虫をありがとうございました」

・・・カワイイか?(・・;

まあいい。子供のすることはなんでもかわいい。
その子が大人になってこの手紙くれたのよって見せたら何ていうだろうね。

意外にも周りの席の大人たちも「青虫」は思わぬ話題を提供したようでなんだか話が盛り上がっていたぞ。
現代では野菜の作り手が遠く、農薬や化学肥料や温室栽培などで大人にとっても虫は懐かしく面白いものなのかもしれない。

これがパラオの海!

パラオの中心地コロール島からボートでカープ・アイランド・リゾートへ向かったのはパラオに着いた翌日。
前後1泊がコロールになる為、4泊5日でもまるまるカープにいるのは中1日しかないことになる。だから時間を有効に使えるよう着いたら部屋にも入れず、名前と自分が借りるウエイトを登録してすぐに潜りにいくことになっている。

もちろん、あらかじめ知っていたので朝ホテルを出るときにすでにダイビング器材をすぐに使えるようにしておき、服の下にはちゃーんと水着も着てあるのだっ。

まずボートに乗る前にコロール内のダイビング・サービスの事務所で誓約書を書いたり許可証を購入するなどの手続きを済ませる。パラオはこの海の環境を守る為にダイビング許可証なるものを発行していて、ダイビング、シーカヤック、クルーズをする人は必ず15ドル(1ヶ月)支払わなければならない。フィッシングはまた別に10ドル必要なのです。

南の島は大抵の場合は珊瑚礁に囲まれていて遠浅で、いくら沖に向かって歩いても膝下までしか水深がないなんてこともある。そのかわりリーフ・エッジから先はドロップ・オフ(断崖絶壁)もいいところでドーンと落ちている。だから船やボートは近くまで来ても座礁してしまうので島には近寄れないことになる。だから島から桟橋が突き出た格好で船が入れる水深のところまで人が歩いていくのだ。

カープが見えてきた時、私たちはすかさず桟橋チェック。重い器材を持って何度も往復しなければいけないから短いに越したことはない。まあまあといったところか・・・。

しかし、久しぶりの5mmのウェット・スーツはキツイよ~。Kちゃんは最初から持っているスーツを着ることを諦めてレンタルのスーツを着込む。彼女によると現地で借りるスーツは3mmの上に着込んで生地がさらに薄くなっているし、袖がなくて着るのもとってもラクだし船酔い対策としても有効なんだって。リゾート用の3mmはぜひ手に入れたいアイテムの1つだ。

今日の2本のガイドは「みやさん」という女性。最初のチェック・ダイブで潜るポイントは有名なマンタ・スポット「ジャーマン・チャネル」!最初からソンナいい所で潜っていいんですかっ?っていう感じよ。

チャネルとは「水路」のことで、昔ドイツ軍が珊瑚のせいで船が入らないのでガーッと削ってしまったというわけで、そのまんま「ジャーマン・チャネル」という名がついた。このポイントの特徴は水深が浅い砂地であること。「マンタ根」とよばれる岩の根でしばらくマンタ様が現れるのを待って引き返すというパターンがコースどりの基本。

ボートの上で器材のセッティングを終えるとみやさんがブリーフィングをはじめた。彼女はワザとミエミエに絶対「マンタ」という名前を口にしない。「まず見られるのはニョロニョロ(ガーデン・イール。和名はチン・アナゴで犬のチンに顔が似ていることから付けられたらしい)。それからハゼがエビと共生しているのが見られますので」という感じ。でも、どれも見られてウレシイ度のレベルはやや下がる。最近ではマンタを見られる確率が下がっていて、あまり期待させたくないということもあったのだろうけれど・・・。

ニョロニョロとはムーミンに出てくるアレで、みやさんの描く絵があまりにも・・・で、誰が見ても納得がいくネーミングだろう。海にも持って入れるボード(砂鉄のようなものが入っていて先に磁石のついたペンで字や絵が描ける)にサラサラと描く手つきはとても堂に入ってるのだが・・・。

それぞれエントリー(ボートなどから海に入る)してみんなが集まったところで移動を始める。海の上から見るのと海に潜ってしまって海中を見るのとでは世界がまったく違う。サイパンの海などでは透明度が高いから顔を入れた瞬間に目に飛び込んでくる風景は「ワーッ!!」というオドロキと感動があったけれど、パラオの海はあまり太陽の光が射し込んでいるようではなく、碧が濃い。というわけであまり感動的なエントリーではなかったが、それだけプランクトンが多いということで実は食物連鎖のピラミッドがまるまるここにあるのだ。

潜って、みやさんの後を着いていくともうガーデン・イール。ここのはちょっと小型?以前サイパンで見たガーデン・イール
はとっても用心深くて近くに寄りすぎるとみんな穴の中に引っ込んでしまい、あとは砂地を眺めるだけとなる。かなり遠くから「ほふく前進」でずりずりと近づいていった覚えがあるのだが、ここのはゼーンゼン平気!かなり近寄ってもニョロニョロしている。もう写真も撮り放題である。

ほどなく気が付いたのだが、ここの魚達ってヘン!

まるで演劇の「通りすがりの人」よろしく前を横切っていくのだ。こちらがいることを充分知っていて知らない顔をして通り過ぎていっているような、とても設定上(?)都合よく現れるているような・・・。まるで台本があって、そのとおりにみんなが芝居をしているようだと思うくらい近くを沢山の種類の珍しい魚達がいて、あっちでもこっちでも群れをなしていたり、ペアで泳いでいたり、クリーニング・ステーションで列をなしていたり。それぞれの役割を立派に果たしているのです。

すっかりエキストラ気分通りすがりの魚達!?

マンタ根らしきところに辿り着いてもみんなで根に張り付いて遠くを見つめ続けるなーんてことはなく、すぐに引き返すよの合図があって来た道を戻る。もう見た景色なので結構流して泳いでいたら突然カンカンとタンクを叩く音。振り返ると手でアッチを見ろの合図。え?何?ってな感じで落ち着いて見回すと・・・

次回に続く

疲れたので

  • 2000-05-22 22:58 (月)
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なんだか今日はお疲れモード。

週初めに結構ツライのは、お休みが最も遠いところにある日のせいかしら。身体の疲れも気分に大きく左右されるのでしょうねー。ここのところ忙しいのと睡眠不足がこたえてマス。

どのくらい疲れているかというと、日中暑くてパリパリになっちゃいそうな唇にリップ・クリームをぬるつもりで、スティック糊を手にとってしまったとかね。

でもキャップを外す前に気が付いたのでまだこの疲れもピークではないようだ。

順路

  • 2000-05-24 20:52 (水)
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昨日会社で模様替えをした。

ずっと私の席はドアから近い(2番目)のに間に本棚を並べてあってそれと背中合わせに机がズラーッと並んでいるから、ぐるっとまわらなきゃいけなかったの。

風通しが悪くて夏は暑くて冬は寒い。しかも火事の時に逃げ遅れたらどうしよう!?なんて言っていたら長年親しんだ配置を変えてもいいことになった。ラッキー!!

本棚の間に隙間を作ってドアから真っ正面に入れるようになった。
なかなか便利そうだとわざわざ通りに来る人もいる。
pinnaは帰りに他の女の子のところに行って帰ろうと、その道を逆行すると口々に「せっかく開けたのに通らない」とブーイングが起こったのでわざわざ引き返して「ここを通らせていただきます」と挨拶をして帰ったらみんなよろこんでいた。

朝はきっとそこを通ってまっすぐ席に着くぞっと意気込んで帰ったが、朝は忘れていて違うドア(同じ壁側に2つ階段とドアがある)入ってしまい、結局いつも通りの回り道で席にたどりついてしまい、あたらしい道を正面に見て「あっ、間違えたっ。」無念!その場にしゃがみ込んでしまった。(それ程のことか?)

それで外でする朝礼の後、自販機に寄って階段を上がろうとした時に思い出してきびすを返してもう1つの階段から上がろうと顔を上げたら踊り場に待ちかまえていた人が「おまえ、新しい通路通ろうと思ってわざわざ階段かえただろ?」ってズバリ当てられてしまった。

私のやることなんて・・・お見通しよね?

現像はお早めに

  • 2000-05-29 20:49 (月)
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pinnaは写真を撮るのが好きだ。(今、改めて言わなくても知っているって?)

そして写し終わったらサッサと現像に行くのだ。さっき撮っていたはずのフィルムがその日中に出来上がってくるから妹がいつも「もう出来たの?」ってビックリする。
なんでも彼女は少しずつ出そうと思いつつ家計がついていかずため込んでいて、去年は「私も家にまだ出していないのが12,3本ある」と言っていたのが先週は「22,3本ある」になっていたし・・・。一度に出すとすごい出費になるのでもう現像するのがコワイのだそうだ。(^^;

写真というものはすぐに現像しなきゃ出しにくくなるばかりでなく、いつ撮ったのかさえ怪しくなって楽しさも半減してしまうのだ。(きっと!)

今日は月曜日で会社では毎週月曜は残業ナシという「決まり」なので、いくら忙しくてもトットと帰るのが私である。決まり事は守らなければ意味がないから・・・ね?

というわけで早く家に帰ったのでテクテク歩いて写真の焼き増しに行った。ウォーキングといえば聞こえはいいけれど実は家の前の道が工事中で車を出す方がなんとなく面倒だったのである。

30分で仕上げてくれる写真屋さんで「6時55分に出来上がります」といわれて帰りしな「何時までこのお店開いてますか?」と一応きいたら、家のお手伝いをしているのか目のクリクリしたカワイイ女の子が「7時です。だから・・・」と頬を染めてモジモジしている。
ということは、私が写真を今日中に持って帰ろうとしたら5分しか猶予がないのだ。

結局、近所の本屋さんで時間を潰して6時57分にお店に着いた。(お見事っ!パチパチ)
ちょっと早めに仕上がっていたのだろう、私が絶対に時間までに戻ってくると信じてカウンターで身を乗り出して待っていた女の子と店に入る前から目が合ってしまった。

ニコニコして仕上がっている写真を確認の為に見せてくれた女の子に、なんだかとっても大事な写真っぽくて今度は私がテレてしまった。えへっ。(*^^*)

ツキギメ

  • 2000-05-29 23:46 (月)
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栄養補助ドリンクのCMで「肉体疲労時の栄養補給に」なんていうのをきいて、子供の頃「肉体疲労児」と言っているのかと思ってた。ビンを手にとって読むとすぐにわかったけど・・・。間違えて「疲労児」だと思っていた時に誰にも言わなくて良かった~。
ホッ。(^o^)

それというのも子供の頃、叔父さんの車でお出かけして、適当な駐車場を探してみんなでキョロキョロしていた。どこも満車だったのだ。
そこへ姉が前方を指さして大きな声で「あーっ!ここにゲッキョク駐車場があるよーっ!!」と叫んだ。
みんな「は?」そしてドッと大笑い。

月極駐車場はじゅうぶん駐車スペースが空いており、看板を見て月極をゲッキョクとよんだのだ。駐車場が読めているだけでも更に小さな子供だった私には尊敬モノだったのだが・・・。

親戚と一緒にいるときにやってしまったのが運の尽き。
いつまでも掘り返されることになるのだ。あ~、おそろしっ!

姉が先にやってくれたおかげで私も月極をツキギメと読めるようになったが、何もなかったら同じ過ちを起こしていたに違いない。だって、未だになんで1ヶ月いくらと決められた駐車場が「月決め」じゃなくて「月極め」と書くのが理解できないんだも~ん。

ね、なんで?

土禁

  • 2000-05-31 19:47 (水)
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最近、土禁(靴を脱いで車に乗る)の車って見ませんね。
学生の頃、通学している道の真ん中に靴が揃えて置いてあったのを見たら、なんでこんな所にと「???」だったものだけど。

その内車に乗るようになって、乗りたてのころは友だちにも土禁にしている友だちも割といて隣に乗る時は専用のトレーに足を置かなければいけなかったり、しぶしぶ紙をひいて乗せてくれたりしていたっけ。

会社で室内でスリッパに履き替える人も多いのに、一応座っている時だけで席を離れる時は靴を履くことになっている。なんだけど机の下に取り残された揃えられた靴を見てふとそんな事を思い出していた。

きっと土禁にしていた人がそれをやめるキッカケって、誰かに相当思う存分土をあげられて「もう、いいや!」って思った時なんでしょうね?

ドタキャン

  • 2000-05-31 22:31 (水)
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前に友だちから「6月1日休めない?」とだけ書かれたメールが入っていたが、こちらから電話してみると某バンドのコンサートに行きたいからその連れになってくれとのことだった。

全然興味ないアーティストだしここから広島グリーンアリーナまで行くのは時間もお金もかかる。チケット代だって。その上、1日は平日だから有給をとらなければ休めない。というわけで、ぜんぜんそれを受けるだけの魅力的な誘いではなかったのだけれど、行くことにした。

楽しみにしていた予定がキャンセルになったり、予定がたたないのって仕方がなくても残念なもの。映画やコンサートって好みがあるから、いくら人気があるといってもそうそう一緒に行きたい人も見つからないもの。

思えば去年のクリスマス・イブにpinnaはどうしても観たいナイト上映の映画があり、一緒に行ってと頼んだら最初は「いいよ」と言ってくれたものの後で「やっぱりイブに女2人で映画は哀しすぎる」とドタキャンされたというちょっとカナシイできごとがあったので、同じようにガッカリするだろうな~って考えると可哀相。ここは一つ気持ちよく応じることにした。

あの日は映画館で観られるチャンスはもうないと思われるから仕方なく1人で行ったよ。女2人で来ている人たちはいっぱいいたが女1人で来ているのは私ぐらいだっただろう。客観的に見るとそれはかなりツライ!映画自体は満足したから行かないよりは行ってよかったと後悔ないんだけど、ドタキャンはツライ思い出だ。
イブに誘うのに適当な男性思いつかないし。(^^;

さて、まず行く方法だが彼女は新幹線が希望だ。たかだか25分程度に目的地までの路面電車も含めて往復1万円もかけるのか?(結局金券ショップで買って6千円台で済んだ)高速バスなら4千円ちょっと。
時は金なりというので早いに越したことはないのだろうが・・・勿体無い気もする。

今は少しでも安くあげてその分回数をこなしたい方なんだけど、かくいう私も学生でバイトをしていた頃はお小遣いが十分にあったので、姉と広島や京都、横浜と遊びに行く時は姉が出来る限りチープにすまそうとするのを「私が出してもいいからサッと行って現地でゆっくり過ごそうよ」と言っていたものである。当時はお金より時間の方が遙かに優位に立っていたのだ。
彼女の気持ちも解らないでもない。

それでもバスか電車で行くことにして乗り換えその他を確認して電話するわと言って電話を切って翌日時刻表とインターネットを使って調べていたのだけど、こっちが連絡する前にまたまたメールが入った。
「風邪をひいてしまった。新幹線の方が楽でいいな」と。
うーん。タイミングのいい。(悪い?)

風邪なら仕方がないので明日は新幹線でゆっくりお出かけだ。こんな短い区間を新幹線で移動するなんて初体験だわ。
結局、私って自己主張がハッキリしているようで正反対。
成すがままになっちゃうのよね~。向こうが上手だわ。

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