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2007年12月

遊子の段畑

遊子(ゆす)に来ています。今回は思いきって上がってみました。
急斜面の段畑が見事です。



遊子の段畑のつづき

この間の日曜日に訪れた遊子が素敵だったので写真をもう少し紹介したいと思います。


トンビの声に段畑の途中で足を止めて見上げると青い空に円を描きながら優雅に飛んでいました。
段畑の上を飛ぶトンビ

何ヶ所かこんな風にハシゴがかけられています。
段畑をにかけられた梯子

石積みの段畑も見事ですが、そこから見る海も絶景です。
段畑からみる海

ちなみに船や養殖筏もありますが、とても海が綺麗。
透明度が高くて魚がものすごく沢山います。
上の写真の船が係留されている護岸を覗くと
黄色や紫の縦縞模様のキンチャクダイがすぐ足下の水面で体を反転させながら夢中で何かをついばんでいるのが見えました。
グレ(メジナ)の幼魚の群れやルリスズメダイの群れ、アオリイカもヒトヅラハリセンボン・・・とにかく魚影が濃い~のっ!!

上の道路まで上がって見下ろすとこんな感じ。
段畑を上から見る
こんなに整然と美しく耕されています。
早掘りの男爵芋なのでこれから植え付けのシーズンのようです。

下の広場に「限定焼酎 段酌(だんしゃく)」というノボリが立っていました。
段畑の男爵芋で作った焼酎だからでしょう。
なかなかナイスなネーミング。
買ってみれば良かったな~。

参考
JAえひめ南 「段酌」http://www.ja-eminami.or.jp/nousan/hayaboribareisyo.htm

プリンの顔

食後のデザートにプリンを作りました。
卵は黄身だけ使い、生クリームも加えたちょっとリッチなプリンです。

意外な程甘い物が好きな旦那さんはプリンがあると聞いただけで大喜び。

「っで、ドビンちゃん描いたの?」

ドビンちゃんって、何?(--;

先日、テレビで上面にココアか粉砂糖で顔を描いた可愛いプリンを紹介していたので
そのことを思い出しているらしいのだけれど・・・。

「なんだったっけ、アンパンマンの」

あ~、それを言うなら「ドキンちゃん」でしょ!!
とツッコムと

「そんなん、知らんもん。アンパンマン見たことないし!」
と言う。逆ギレか?

さらに
「あ、ドビンちゃんはあっちか。ハクション大魔王の・・・」

それは「アクビちゃん」!
しかも出てくるのは土瓶からじゃないし。

こんなの一般常識、基本のキじゃないの~?

旦那さんはテレビっ子だけど、アニメおたくではなかったみたい。

それに顔は描いてないフツーの、・・・いやリッチなプリンだもん!!
ともかく、そんなことを言いながら食べたプリンは美味しかったです。

対潮楼



土日に法事で里帰りした際、親戚の人を案内して鞆の浦の「対潮楼」を訪れました。
仙酔島(せんすいじま)や弁天島を望む。

二十歳位の頃に姉とタウン誌の取材をする為に来たときに
対潮楼や鞆の歴史について説明してくれた住職が
今もお元気でいらっしゃいました。
90歳になられたとか。

20071209.jpg

当時は遊郭の話を熱心に話してくださったと記憶していましたが
今回は暦と健康と長寿について。
内容が相手によって変わるのか、年齢と共に変わってきたのか・・・。

「対潮楼」は
朝鮮通信使の迎賓館として使われ歴史も古く国の史跡に指定されている福山の名所です。
父や母も他県からお客様が来られると決まって案内していたお気に入りの場所でした。
福山から出て改めて訪れてみると景色や歴史的背景は町並みがとても魅力的に感じられました。
またカメラを持ってゆっくり歩いてみたい所です。

強制ウォーキング

本格的に寒くなってきた今日この頃。
こんなに寒いとお弁当を作りに起きるのを
「寝過ごしたこと」にしようかとお布団の中で葛藤してしまいます。

ところで旦那さんは以前は通勤時間歩いて約3分だったのですが
春に移動があり、現在は車で通勤になっています。
今朝も車の窓ガラスが凍っているだろうと解氷剤を持って
家からちょっと離れた所にある駐車場までお見送りを兼ねてお供しました。

まんまとガッチガチに凍っていました。

氷を溶かすのはお湯でもいいのですがお湯の量が足りなかったり服にかかるといけないのでスプレー式の解氷剤を使います。
初めて使いましたが適当にガラス面にニョロニョロ蛇を描くみたいにスプレーしたら
ジワッと全体に広がって素早く氷が解けるのでムッチャ便利!!面白~い♪

実は私は「スプレー缶」の製品は捨てる時に中を全部出して穴を開ける等の処理が面倒で普段は買わないようにしているのですがこの解氷剤に関しては実際に役に立つので我が家のこの冬のヒット商品です。

そうしてルンルンして家に帰って玄関の戸に手をかけると・・・
開かない。

開かない?

え~っ!うっそ~ん!!

そうです。閉め出されてしまいました。
玄関出る時に家の中から続いていた会話にお互い夢中になり無意識に鍵をかけてしまったのです。
旦那がかけるのを私は横で見守っていたはずですがまったく覚えがありません。

耳の上の髪が垂直に上を向いているという
「のだめ」真っ青の寝癖あたま。

やはり帽子を被って家を出るべきだったか。

な~んてことを悔やんでる場合ではありません。
カギも携帯もお金もなく手に持っているのは解氷スプレーと旦那の車から回収してきた空き缶2つのみです。

それに今日は今年最後の資源ごみを出す日なのです。
タイムリミットの8時半まであと15分位しかないはず。
新聞、雑誌、ダンボール、空き缶・・・。
昨日、一生懸命集めて紐で縛っておいたのよ。
出せなかったらトホホ。

近所の人に救援を頼むのも気が引ける。
旦那さんの携帯番号もウロ覚えだし、ともかく鍵そのものが必要なんだから取りに行くしかない。
かくして寝癖、上着ナシの普段着、旦那のサンダル、手ぶら、もちろんスッピンというイデタチで
テクテク歩いて旦那さんの職場まで鍵を貰いに行きました。

片道15分の道のりがサンダル履きなので20分位かかった模様。
(時計無いので正確には分からず)
寝癖を手で押さえて隠しつつ構内に入ると
すぐ旦那さんが気がついてくれて鍵をゲットできました。

良かった。
他の職員に不審人物と怪しまれるとか会議中とかで連絡が取れないとか心配していたので。

というわけで鍵1個をポケットに入れて
またテクテク歩いて帰りました。

自分の足のサイズより大きいサンダルだから長距離は歩きにくく太ももの後ろ側が張って痛いですが朝から運動できて清々しい(?)気分です。

ちなみに、
やはり資源ごみの回収は間に合いませんでした。

そして、
このエントリー書く前にさっさと洗濯を干せよ、私。
もう家事の段取りもグザグザ。

今年最後の換水

三連休の最終日、水槽の掃除も兼ねて換水することにしました。


最近、市内の岬の先の方にはトロピカル系の魚がいてサンゴも自生していると知ったのです。水槽の中の生き物の住む地域の環境に近い海水の方が良いに決まってます。なので今回は天然海水を採取する場所をいつもの須の川から変更することにしました。

車も近くに停められるし、写真の中央辺りの階段で下りてバケツで海水をすくえるのでとってもラクでした。来年はここで賢く海水採取できそう。(^^)v

水槽内も綺麗になって大満足。
お天気にも味方してもらい年末の行事を着々とこなせています。

この後はクリスマス・イブのディナーです。
そろそろ準備を始めなくては!!

何者?

玄関を出て鍵をかけ、ふと顔を上げると
何者かと目が合ったような気がしました。

お隣さんの駐車場の奥
やや高い位置から見下ろす目を探し当ててギョッ。

なんと野生の猿(大人一匹)が
こっちをジーッと見つめながらフェンスの上に座ってムシャムシャと何かをむしっては食べています。
こんなに身近にこんなに大きな野生動物がいるとは!
イノシシや熊については大丈夫なのかしら?

せっかくだから遭遇記念に携帯で写真を撮りたかったのだけど、あんまりこっちを注視しているので威嚇されたら怖いと携帯を取り出すことさえ出来なかった。私の意気地ナシ。
玄関を開けてすぐに逃げて入れるようにして撮れば良かったかしらと今になって反省。

猿の存在は気がついていましたが山と民家の間には川があり、今まで一度も川のこっち側に来るのを見たことが無かったのですがこれから度々来るようになるのでしょうか。

庭で小鳥が枝から枝へ飛び回る光景を眺めながらティータイムのはずが
猿が小鳥寄せのミカンを食べ、洗濯したてのタオルで手を拭いくのをハラハラしながら見守る日もそう遠くないかも。

しめ飾り

暮れからお正月にかけて天気は雨、雪、強風と大荒れの予報です。
今日もかなりの強風が吹き荒れ、雨にアラレも時折り降っているような状況です。

強風が吹く中での作業は大変そうですが注連飾りなどの昔ながらの風習は色々な言われがあり大晦日まで延期するわけにはいかないようなので強行します。
朝、玄関の外に踏み台を置いて旦那さんに掛けてもらいました。

この注連飾りの形、変わっていると思いませんか?
横幅は90センチはあるでしょうか。

我が家のご近所ではあっちでもこっちでも・・・という感じで和風のお宅は殆どこの注連飾りです。
初めて見た時は相当インパクトがあり「みんな神社みたいに立派なのを飾ってる~」とビックリして「我が家でも是非来年からはあのスダレのようなのにしよう!!」と心に誓いました。

誓ったものの翌年は売っているのを見つけられず断念。
翌々年は間違えて小さいのを買ってしまい失敗。
しかし、結構年末ギリギリにならないと店頭に並ばないことに気がつきました。

そして今年。
遂にこの度本格的な宇和島式注連飾りを手にすることができ、念願が叶いました。

この形、「ヒメスダレ」と覚えていたのですが改めて調べてみると「門じめ」と呼ばれているようです。
愛媛のスダレ型だからと自分で命名したのでしょうか?
なんでそう思い込んでいたのかは不明です。

あとは御鏡餅と干し柿も実家で母が作ったものを送ってもらったので居間に飾りました。
場所は旦那さんのいつも座っている真後ろのチェストの上。

なんだかすごく「おかげ」がありそう。
神様が旦那さんの頭上にいらっしゃるのだから。

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