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ダイコンの利用法

  • 2000年05月13日 22:56 (土)
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  • Diving

パラオの中心地はコロール。翌朝ここからボートで50分から1時間かけて島に渡り、ようやっと目的地のカープに辿り着くのだ。
朝、外に出ると昨夜バスで一緒だった男の人の顔から汗がふきだしている。今気温は何度なんでしょうね~。って何気なく言ったら、さっそく腕にしていたダイブ・コンピュータを見て「32度です」と明快な答えが返ってきた。

ダイブ・コンピュータ(略してダイコン)は時計のような形態をしていて、潜った後に体内残留窒素がどのくらいあるかという目安にしたり、潜行開始時間と終わった時間、最高深度、その時の気温、水温などが分かるようになっている優れもの。それらを記憶もしてくれるので後でログ(ダイビング記録)を書く時に便利です。(体内残留窒素についての詳しい説明は長くなるので略!たくさん残っているとヤバイ)

まさか正確な気温がすぐに分かると思ってなかったのでちょっとビックリ。
ダイコンは常に携帯しておくべきなのね。私はダイビング器材と一緒にケースに入ったままだったわ。

いよいよ車が出た。フロントガラスに弾丸で撃たれたようなヒビが入っていてよく前が見えないがおかまいなしのようだ。事務所で手続きを済ませボートに乗り換える。そこでは「もしダイビング中に何か事故に遭っても賠償を求めない」という内容の誓約書を書いたりするのだ。必ず潜りに行った先で書くものだけど、これにサインをする時はちょっと「もしも」の時のことが頭をかすめ、あまり好きではない。

ああ、でも今私たちはパラオにいる。着いたらどこに潜りに連れていってもらえるのだろう。
見るもの全てが特別の輝きをもっている。海は穏やかで青い。明日が楽しみ!

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