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2006年02月

無言で恵方巻

恵方巻はバレンタインと並んでお店の販売戦略だと言われつつもいまや全国的な行事食となった。
豪勢なのもあれば食べやすく細巻や短い手巻き寿司サイズにしたりと各店で思考を凝らしている。買えば並べるだけで簡単なんだよな〜と思いつつ、やはり伝統行事は定番の母直伝の太巻寿司でいかなければならないような気がして足らない材料だけを買って帰る。

ちなみに節分は豆まきと恵方巻の他にも立春の前日で大晦日ということになりソバを食べる風習もあるのだそうだ。
他には鰯を丸ごと焼いて食べることと、鰯の頭を柊の木の先に刺して玄関先に取り付けておくというのもあるらしい。何か売れるものはないかと全国的に風習を調べて周ったに違いない。

私は全部これらをやっちゃいました。

鰯の頭はちょっとしたハプニング(?)のせいなんだけどね。
ヒイラギは鰯を売ってる横に割り箸よりちょっと太めの枝に柊の葉を輪ゴムで留めた物が山積みされてあったのでとりあえずカゴに入れたらレジでしっかり38円と打たれた。タダで配っていたのではないのか・・・。どうやら値札が落ちていたようで、払ったからには絶対に利用せねば!!というワケだったの。



ともかく一通り並べて「恵方巻を食べるときは恵方を向いて食べ終わるまでしゃべっちゃいけないらしいよ」と言って食べ始めるが、恵方巻は結婚してから食べるようになった旦那さんはいつもおしゃべりしながら食べているので我慢できず一口食べただけでどんどん話しかけてくる。
とりあえず無言のまま食べ続ける私。
笑わせてしゃべらせようとギャグを連発してくる。
ふきだしたものの、まだ無言のまま食べ続ける私。

攻撃を受け続けなんとか早く食べきりたいのだけど良く噛んで飲み込まないと喉に詰まってしまいそうで一生懸命噛んでいた・・・ガリッ★イタッ!!思いっきり口の内側を噛んで声を漏らしてしまった。あ~あ、今までの苦労はなんだったのか。巻寿司なんて手のかかるものはこの為に作ったのではなかったか。
「しゃべっちゃダメ」なんてことにした風習を恨むぞ~!(逆ギレ?)

ブログ開設

友達がブログを開設した。
これから更新されるのが楽しみ!

最近は特に自分のHPの更新をする他は楽天とかレシピを検索したりするのが主で友人、知人の所へは頻繁にチェックに行かなくなっていたのだけど、「ブログ」を「開設」と聞いただけでワクワク。さっそくRSSリーダーにも見逃さないように登録しておいた。

他のHPのオーナーさんもRSSを設置してくれたら更新が確実に分かるようになって良いのにな~!!皆さん、是非!!(なんて・・・ブログ形式でなくても設置できるのか調べてみなければいけませんね)

追記 
そういえば思い出した。MovableTypeや他のブログのサービスは自動更新されるけど、従来のHPでも自分で更新の度に決まった内容で決まった拡張子をつけて保存すればRSSリーダーでチェックできるはず。だけど、毎回そのファイルを作るのが大変手間なので実用向きではなさそう。

感謝チョコ

今日、立ち話をしていたら相手の人が「もう当分チョコは見たくない」と言う。
なぜか聞いてみると娘さんが先生やクラブの仲間に配る義理チョコを作るのを手伝って食べてないのに胸がいっぱいに。家中チョコの匂いが充満して結構キツイんですよね~というわけだった。
とっさに「そんなにたくさん義理チョコを配りたい相手がいるって良いですね!」と言ったら納得したようで「まあ、そうね」と言っていた。

今年はアンケート調査(アイブリッジ)で女性の7割が義理チョコは無くなれば良いと答えたと新聞やテレビでも取り上げられていた。色々あるだろうが義理にお金も買いに行く時間もかけたくないというのが理由だろうか。
日本特有の習慣らしいし、どっちが良いのか分からないけれどなんだか寂しいな~。

私が以前勤めていた職場では義理チョコ廃止令が出てガッカリだった。
ホワイトデーのお返しが大変だからという理由。確かに両手に大きな紙袋いくつも持って高級チョコを配る人もいればお徳用粒チョコを一袋買ってきて一粒ずつ配る人もいて考えるだけでも面倒そうだけどね。

普段、周囲の人に良くしてもらっていると感謝していたら自然にこの機会に何かお礼の気持ちを表わしたいという気持ちが湧いてきそうなもの。義理が本当に「義理で」チョコを配らないといけない風潮だからと考えると相当うっとうしい行事になる。あげたい相手が沢山いるということは周囲の人に大事にしてもらってる幸せな人と言えるだろう。
贈りたい気持ち、お礼したい気持ち、感謝の気持ち・・・は、大事にしたいですね。

軟弱ティラミス

最初に作った時にかなり美味しくできて好評をはくしたティラミス。
「楽勝!いつでも作れる」と思いレシピを残してなかったら、去年のクリスマスに作った時はトロトロのユルユルに軟らかいのが出来てしまった。

自分では味は悪くなかったので「ティラミスって元々カップに入ったまま食べるような軟らかいものじゃないの~?」と挫けてなかったのに「姉○ティラミス」と命名され耐震強度偽造とまで言われてしまった。

「偽造」の汚名は耐え難い。私の勤めていた設計会社ではありえないことだもの。

原因は生クリームの泡立てが足りなかったのと、クリームに混ぜたリキュールの量が多すぎたことと思われたけれど、同じ失敗を繰り返すのが怖くて「今度は耐震強度5以上のティラミスを希望」と言われても2度目のレシピでは作る勇気が出ない。

元設計士プライドにかけ、耐震強度アップだけを念頭に何日もかけ、いくつものレシピを比較検討。寒天などで固めることなく見事少々揺らしても振ってもビクともしないティラミスを完成させることができました。生クリームを使わず卵白を泡立てたものを混ぜ込むのだけど、これがどうやら本場イタリアの家庭で作られてる定番の作り方のよう。これは合格のお墨付きもいただきました。

しめしめ、この成功レシピをベースにまた生クリームを使ったりアレンジして美味しさの追求をしよう・・・と考えていたら「なんでせっかく上手くいったのに、わざわざ変えようとするの~?」と眉間にシワを寄せられちゃった。どうも旦那さんは味の保守派らしい。
ま、なんと言われようと作るのは私だもんねっ!

待ちわびたオーブン

調理器具の中には使い方を知らないと壊れたり事故につながるものもあり、使ってみたいと思っていても敷居の高い物もある。家庭にそこそこ普及しているもののなかでは圧力鍋やオーブンかな。
以前なにかのテレビ番組でオーブンを持っていても8割の人は使っていないというアンケート結果を紹介していた。オーブンレンジを持っていてレンジ機能の方だけを使っているという人も多いらしい。
私はレンジは急ぎの解凍くらいでオーブンの方がよく使うし、圧力鍋も日に3度使い回すこともあるくらい使い倒しているので健闘している方だろう。っていうか変わり者なのか。そんな私もお正月に母から譲り受けた土鍋がなかなか使えずにいるのだから偉そうなことは言えないや。卓上コンロが無いこともあり、もっぱら鍋物のときの野菜入れになってるだけだもん。でも近々デビューさせたいとは思っているのです。

そういえばお正月に帰省したときに弟がDVD式のビデオカメラを持ってきていたので「おぉ~スゴイじゃん!」と取り囲んで触らせてもらったりしていたら、妹(弟の妻)も「私もずーーーっと欲しかったオーブンをようやく買ったんです」と言っていた。
「おぉ~、そっちもスゴイ!」どちらかというと今までは大きな電化製品は買わずにいた印象があったので私が居ない間にすっかり成長して・・・って感じで感心してしまった。

「それで何を作ったの?」
「いや、まだ昨日来たばかりで・・・」
昨日の今日ではまだ使う暇がないわね。頑張ってね~!!と言って帰ってきた。

それからおよそ2ヶ月。
電話した時に「あれからオーブンで何を作った~?」とまた聞いてみた。詮索とかいう気持ちではなくて、最近お気に入りのレシピがあったので作れるようなら教えようと思ってたからなんだけど返事は・・・

「まだビニールかかったままです・・・」
「エエッ!?」
新車のシートのビニールをつけたままの人はよくいるけれど、さすがにオーブンはかけたままだとマズイやろ~。
「あのー、アースの先をどうしたらいいのか分からなくて・・・」
ああ、なるほど。使い始められなかった気持ちは分かる。

とりあえず超簡単チーズケーキの作り方を伝授。これが上手くいけば華やかなオーブン生活が待っている!?オーブンデビュー戦の成功を祈る!!

<追記> 2006/3/1
さっそくご要望にお応えして「簡単チーズケーキ」を投稿しました。初めてお菓子を作る子供さんや男性も気軽にトライできるくらい作業がシンプルでしょう?

そうそう、実は妹に電話した後に旦那さんに「あのチーズケーキ、超簡単だから作り方をメールしとこ」って明るく言ったら「えっ!あれってスゴイ手間がかかっているんじゃなかったの~!?あんなに美味しいのに超簡単なんて信じられない!」と驚かれてしまった。
私ってばうっかりしていらないことを洩らしたものだわ。せっかくの手作りケーキのアリガタミが半減しちゃう。だって、一番大変な作業はスーパーに材料を買いにいく手間だったりするんだもんね~。(^^;

レシピ見てねっ→ 簡単チーズケーキ

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