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カテゴリー ~Trekking~

奥千畳への道

ホームゲレンデと言っていい鬼ヶ城山系ですが、まだ通ったことのない道がありまして今日の目標は「熊ノコルから奥千畳へのルートの下見」です。
まず猪ノコルから入り、大久保山と八面山を巻き道を利用してトラバースし、体力と時間を温存して臨みました。

熊ノコルから千畳敷への道の入り口

三本杭の手前の熊ノコルから奥千畳へ入る道の入り口は鹿除けのネットで両側が囲われていて急なので先も急斜面が続くのかと予想しストックも用意して身構えていましたが、いざ足を踏み入れると最初だけであとはそれほど難しい斜度ではありませんでした。(私たちが引き返した標高944mまでしか分かりませんが)

苔の綺麗な沢

沢があり苔がびっしりついた石がとてもきれいです。
「こんなところには山芍薬(ヤマシャクヤク)が咲いてそうだね〜」と言って視線を下の方に移すと沢に沿って山芍薬がいくつもの群落を作っています。しかもちょうど咲いてる。ラッキー!!

三本杭の山芍薬

新しいルートを歩くのはワクワクして楽しいものですね!
どこまでも歩いていきたいけれど行先の方向の雲行きが怪しくなってきました。
車に15時頃には戻った方がいいし深入りしすぎないよう早めに帰ることにしました。

帰り道はずっと登りになり
しかもそこそこ斜度があり石がちな道は歩きにくい。
注意して足元だけを見ながら黙々と歩いていると跨いだ覚えのない倒木がありました。
「あれ?道を間違ってない」と顔を上げるとちょうど50mほど前を歩いていた旦那さんも立ち止まりGPSを見ながら「来た道とかなりズレてる」というのです。

その時点で
・全体としての方向は合っていて本当の道は数m上にあるのではないか
・GPS上の地図に示されたルートがくの形になるはずがYの形になっているのは
 谷にいるせいでGPSの電波に誤差が出たのだろう

と考えていて数m上の道のように見えた所まで上がるも
そこに道は無く、ようやく「マジで迷った」と気がつきました。

帰りだして16分。
まだそれほどウロウロしてなかったので記憶とGPSを頼りに元の場所に戻ってみることにしました。無事に帰るには他に方法はありません。

旦那さんが立ち止まり「GPSではココで元のルート上に戻ったことになる」と言う方を見るとその背後の木の枝にルートを示す赤いリボンがあります。

元の道に戻れた!これで帰れる!!
本当にホッとしました。

そして前回の山登りから使い出したGPS Garmin eTrex 30x はとても高性能で谷でもしっかり電波を拾えるということが分かりました。
今まで使っていたGPSが谷では反射した電波を拾ったりして不正確だったので、ルートから外れていると地図上に示してあるのに自分の方向感覚を過信してGPSの情報を疑っていました。
せっかくあるツールをもっと信頼しなきゃです。

ちなみに私もいつもはiPhone5sに入れてるGPSアプリで場所を確認しながら歩くのに今回に限って起動していませんでした。
たまには身軽に歩くことを楽しみたかったからです。
だけど、迷ってから起動してもGPSの電波を捕捉できず結局自分の場所を特定できませんでした。

山にある赤いリボンの有りがたさが身にしみました。

それから尾根の南側はほとんど風がないのに、北側は強風で寒かったのでゴアテックスのレインウェアを着て風をしのいだことと
山道をそれると人が歩いていないので土がフワフワで斜面は滑りやすく一度バランスを崩して転けかけたのだけど登山靴が足首までしっかりカバーしているので捻挫せずに済みました。
山の道具の有りがたさも身にしみました。

色々なことに改めて感謝しつつ
食べ物などもう少し多めに持った方がいいなとか危機管理についても考え
でも新しい道を今後攻略する楽しみも有り
連休初日は貴重な1日となりました。

オマケ
行きは気がつかなかった花に気付きました。
ミツバテンナンショウです。

ミツバテンナンショウ

山ツツジ

八幡浜の諏訪崎に来ました。桜の花は時々チラチラと花びらがおちてはくるもののほぼ終わり、今度は山ツツジやツツジの花が咲いています。駐車場近くではコゲラ(小さいキツツキ)が数羽いましたよ。昨日ちょうどネットでキツツキについて調べたばかりだったので見られてうれしかったです。諏訪崎はアクセスが良くて軽装で来られるわりに山歩きで出逢うようなものが見られてお得です。


 

久しぶりの山登り

昨年は他の事に熱中していたので久しぶりの来た大久保山の山頂です。
標識の周りにビッシリあった笹が無くなっていました。
鹿が食べ尽くしたのだったらビックリだけど、きっと誰かが刈って手入れをしてくれたのでしょうね?

今日は猪コノル登山口から大久保山山頂を通って八面山へ行き、右手に下って昼食をとって引き返す短い簡単なコースです。
それでも大久保山の坂道は急でなかなか大変だと記憶していたのですが意外にラクに登れました。
スカルパの靴の性能の良さはモチロンありますが夕方になるべく行くようにしていた坂道ウォーキングが役に立ったのかも。うれしいな!

今日もリスがいたよ

この写真の中にリスのフィールドサインである森のエビフライが6つあるの、分かりますか?

リスのフィールドサイン

権現山の登山道に2ヶ所、すごく密集して落ちている場所があるのです。

リスのいそうな木

この木の下なんですけど苦労せずに100個くらい平気で拾えそうなくらいなんですよ。
まだ枝にいくつか松ぼっくりが残っているのでリスがいたら面白いんですけど、でもここでは気配は感じられませんでした。
野生の動物がそう簡単に姿を見せてくれるものではないものね〜と思っていたらこの後、簡単に姿を見せてくれました。

今日は週刊天気予報によるとお正月休み唯一の晴れの日になりそうだったので、とにかくザックを背負って山に出かけました。

行き先は権現山。でも、久しぶりなので無理はせず頂上は目指しませんでした。
岩戸橋から通常の登山道でケルンまで行き、そこから篠駄馬に下りて昼食。
そのまま篠駄馬を抜けて下りて途中から雪輪の滝方面にまわって薬師谷川沿いを通って岩戸橋まで戻るという経路。高低差377m(GPSによる)ほどのお手軽コースです。

篠駄馬で昼食をとろうとジェットボイルでお湯を沸かす準備をしていると「ピピッ」(音を文字にするのは難しい・・・)というような大きな鳴き声が聞こえてそちらを見るとリスが木の幹を駆け上がり一番下の枝の途中まで行ってジッとしているのが見えました。
しばらくそのままだったけれど、木を途中まで下りて後ろのブロック塀の上に移り端まで走ると戻って木の幹をつたって地面に下りて隣の木をちょっと上って下りて元の木の幹の後ろ側に入ったあとは見失ってしまいました。

私は姿を現して、長い間逃げなかったリスを「私たちが自然と一体になっていて姿を見ることができたのかな?」って喜んでいたけれどダンナさんがリスの鳴き声について調べていたらどうやら「警戒音」だったということが分かりました。

他のリスに私たちがいることを知らせていたのね、近寄って来ないか様子を伺っていたのね。
なるほど納得です。

この同じ山の中にオジロジカもいるけれど、やはりこちらをいち早く見つけてキョンキョンと鳴いて仲間に危険を知らせて、しばらく立ち止まってこちらの様子を伺ってから逃げていきます。

野生動物の世界では一定の距離以上あれば命を落とす危険はなくて、存在を知らせたら余計危ない目に合うとは考えていないのね。
雉も鳴かずば撃たれまいじゃないけれど、鉄砲とか罠って人間ならではの道具なんだなあ。

ま、警戒されてたとしてもリスを見られたのはとても嬉しいことで、珍しい動物を見ると山に来た甲斐があったな〜って思います。
リスが今一番テンション上がりますね!!

目黒鳥屋で

鬼ヶ城山系の目黒鳥屋(めぐろとうや)まで山行して来ました。
地図で見ると少し遠いのでちょっと難しいかな?と思っていましたが
猪ノコルの鉄階段の登山口から入って
大久保山、八つ面山、三本杭・たるみ・横の森を全部巻き道を通って
時間短縮し無事に行って帰ることが出来ました〜!

猪ノコル鉄階段登山口〜猪ノコル〜大久保山巻き道〜八面山巻き道〜熊ノコル〜小屋が森〜串が森〜目黒鳥屋の往復のコースです。

ブナの道
こんな爽やかな道や

2014050302.JPG
こんな広々とした所
(枯れたようになっているけど一面コケに覆われていたのかな?)

串が森に行く途中は木の枝が伸びて道が狭〜くなっている所もあったり。
2014050303.JPG

もちろんちょっとキツいアップダウンもあって変化にとんでいます。

嬉しかったのは山芍薬(やましゃくやく)の花を見られたこと!
谷になって石にコケがついているような所に咲いていました。

ヤマシャクヤクの群生
その上、行きがけはまだ開いていない花が
期待通り帰りには咲いていてくれました。

ヤマシャクヤクの開花

そして何と言っても今日のハイライトはこれ、

森のエビフライ発見!!

スーパー林道を車で上がっている時と、権現山を登っているときにリスを見ていて
リスがこの山にいることは知っていたのです。

それからたまたま図書館で「りすぼん」というリスの写真集を見つけて借りてみたらリスのフィールドサインの「森のエビフライ」が紹介されていて
以来ずっと見たい、見たいと思って松ぼっくりが落ちていたらいつも探していたのです。

今日、前を歩いていたダンナさんが見つけてくれたのです!!
すごい!!
形も完璧!

森のエビフライ
どうです?
まるっきりエビフライでしょう?

姉妹品(?)に森のパイナップルっていうのもあるそうで
こっちはムササビのフィールドサイン。
それらしいのもあるのですが、ムササビは食べ方が雑なのかな?
あんまりこれぞパイナップルという形の松ぼっくりはまだ見つかっていません。

森のエビフライがあったことで
テンション上がりまくりで道中は調子が良かったのですが
ペースが早かったのか家に帰ってから疲れました。
足がダルい。

しかし山は行くたびに違う表情をしていて面白いなあ!!
大充実の連休初日でした。

ちなみに目黒鳥屋は「めぐろとや」と言っていたら
ダンナさんの知人で目黒の出身という方が「めぐろとうや」だと教えてくれました。

2014050306.JPG
 〜目黒鳥屋の頂上から眼下に見える集落〜

鬼ヶ城のシャクナゲ2014

今日は鬼ヶ城山に行きました。
3〜4月は土日が仕事か悪天候でほとんど山に行けなかったので
かなり久しぶり。春の山がどうなっているのか楽しみでした。

鬼ヶ城山の尾根道はシャクナゲが多く自生していて
葉の付き方に特徴あるので冬のまだ花が咲いていない頃から
私にもすぐ見分けがつくようになりました。
まだツボミも大きくなっていないものから場所によっては花が咲き始めているものまで色々観察できましたよ。

シャクナゲの花のツボミ
まだつぼみも小さいのが・・・

シャクナゲのツボミが太ってきた
太ってきて、これで喜んでいたら・・・

シャクナゲのツボミ開きかけ
つぼみがほぐれてきて・・・
この段階ではこのまま開いて花が咲くのか思っていたら

シャクナゲの花咲きかけ
ビロードみたいな厚みのある花びら?
色も濃い!

シャクナゲの花が一輪咲いた
薄い花びらの可憐な花が一輪咲いたといことは・・・?

シャクナゲの花
へえー、シャクナゲの花ってこんな風に枝の先に冠みたいに複数の花が咲くんですね〜。
知らなかったわ。

まだまだほとんどは小さいツボミでシャクナゲを楽しむのはこれから。
一度にたくさん咲いている時に来たら相当キレイでしょうね。

本日のルートは鹿ノコルから八面山経由して赤滝山というまだ行ったことのない山を目指していたのですが八面山の先が急斜面の上、道が分からず途中断念して引き返すことになり残念でしたが気持ちのよい山行でした。

赤滝山
 目の前の山が赤滝山と思われるのだけど、ルートが分からず

今日はハクビシンと丸々に太ったウズラみたいな見ための鳥に遭遇しました。
しばらく見ていたけど逃げるときに茂みに走って行って飛んでいかないんです。
それから八面山の先の食事をした辺りにはオジロジカのツノが落ちていましたよ。

三本杭まで来ました

前回の熊ノコルから更に先の三本杭まで来ました。
今日の目的地です。

愛媛の地図を見ると高知がちょろんと食い込んできている所で地図で場所が特定し易いです。
なので私は朝の天気予報を見ている時に「三本杭」とつぶやいてしまうのが日課のようになっています。

天気も良く風もあまり吹いていないので温かく感じますが手持ちの腕時計では3度。指先は冷たい!



熊のコルまで来ました

今日は猪ノコル(スーパー林道の鉄階段から上がる登山口)から三本杭を目指す予定で出発しました。昨年末から積雪でスーパー林道は私たちの車でしばらく上がれなかったので久しぶりです。

今までで最も早い5時起きで山に入ったものの気がかりはお天気。
昨夜は日中曇りで21時から雨となっていたのが、予報を確認するたびに雨の時間が早まり朝確認したときは13時から雨になっていました。
いつもと違って時間は十分余裕があるのに大久保山山頂に着いた8時50分には雨がポツポツし始めレインコートを着用。
八面山までは行ってみようと先に進みます。

時々ポツポツくるものの本格的に降り出すほどではなく八面山からさらに先・・・

八面山より熊のコルへ

熊のコルまで進みましたが三本杭までの最後の登りを未踏のまま引き返しました。
この先は次回のお楽しみです。

熊ノコル
 〜熊ノコルにある標識の下の荷物は現在ニホンジカの森林被害の研究調査をしているそうでそのための機材のようです〜

しかし、ゴアテックスのレインウェアの性能は凄い。
今回初めて着たのだけどすごく快適!!
まったく蒸れたりしないしバサバサせずに動きやすい。

登山の道具って靴、ザック、レインウェアと軽くて性能が良くて満足度が高い。
値段も高くて買う時は必要最低限となるべく安い物を探したけど
店員さんいわく
「命を守るものですから、安かろう悪かろうという商品はあえて置いていません!」

半分納得、半分しぶしぶ買ったけれど
使うと違いが歴然。

今では普段の服や靴や色々・・・全部登山用に代えたいくらいだわ。

ちなみに今日遭った動物。
行きのスーパー林道でオジロジカの子供
帰りのスーパー林道でヤマドリ(尾羽が長くてキレイだった)

薬師谷からスーパー林道へ

スーパー林道が雪のため車で上がれないと思って薬師谷(標高157m)から権現山経由で歩いて登って来たけれど、鬼ヶ城山の林道(標高1011m)まで上がってみたらすっかり雪がとけてました。

今日は4月の陽気だそうで日中は19度まで気温が上がる天気予報だけに暑くて長袖Tシャツ一枚で額は汗ばんでます。
このあと鹿のコルに移動して昼食の予定です。
車で来ると鹿ノコルが出発地点だけど、下から歩きだと折り返し地点です。



四本松到着

今日は丸山運動公園登山口から登って四本松という所まで来ました。
標高721m。
枯れた木がオブジェのように立っていて迫力ごあり、その向こうは宇和島の街と海が見えます。
見通しが良いだけに下界の音も良く聞こえるのだけが難点かな。



雪輪の滝

昨日は鬼ヶ城山を歩こうと途中までモコでスーパー林道を上がったのですが雪が6番離合地点あたりからかなりあり断念して引き返しました。
せっかく早起きしたのに家に帰るのは残念で行き先を滑床渓谷に変更しました。
こちらは道中も現地も雪はなく安全に来られました。

何人か散策していたカップルにも会いましたが皆さん手ブラ普段着。
大きなザックを背負い登山靴でトレッキングポールを持って歩く私たちが1番足取りが遅いという‥ここには重装備過ぎたみたい(^◇^;)

ちなみに前日にコンパスで購入したトレッキングポールを使って歩いてみたのてすが歩くのはラクだけど写真を撮ったりするにはちょっと邪魔。
まだ上手く使いこなせてないこともありビミョーです。



登山靴はイタリア製

登山靴を買いました。
SCARPA(スカルパ)のMYTHOS MF GTX WMN(ミトス)という軽量トレッキングブーツです。

SCARPAってイタリア語で靴っていう意味です。
イタリア語を勉強していた(えっ!?過去形???)ので
すごくストレートなブランド名にウケちゃいます。

今、履いているホーキンスのトレッキングシューズは普段の靴と同じサイズなので厚手の靴下を履くと窮屈なのが気になっていたことと、一緒に歩いている主人の靴と比べてどうも性能に差があるように感じて買い替えを決断しました。

やっぱり靴は実際に履いてみないと分からないということで
雨、風、山頂は雪とお天気が悪かった昨日は山にも入れないので
松山のKOMPAS(コンパス)というお店に行ってみることにしました。

本館と別館が道を隔ててすぐ近くにありウェアの品揃えなどはかなり多かったです。
スタッフの人数も多いし、駐車場も広いです。

スタッフさん達はみんな声はかけてくれるけど、こちらから訊ねないかぎり
特に説明に来たりはせずゆっくり商品を見て周れるような感じでしたよ。

2種類試し履きしてより足にしっくりくるSCARPAを選びましたが
なにぶん初心者なもので山に行ってみないと良いか悪いか分かりませんね〜。

ということで、明日さっそく山で履いてみたいと思いま〜す(^0^)/

とりあえず山へ

とりあえず鹿のコルでコーヒーを飲んで来た。



朝からやっていた掃除もまだ真っ最中の午後2時過ぎ、ダンナさん帰宅。
まだ太陽は高い。

「今日こんなに天気がいいのに山へ行かれず残念だね〜」
「行く?」
「行くか!」
「行けるところまで行ってコーヒー飲んで帰ってこよう!」

山で使えるコーヒードリッパーもストーブも持ってないので
家で作ったコーヒーを保温ボトルに入れ

速攻支度してザック他、現在出来る限りのフル装備で鬼ヶ城山へ向かう。

スーパー林道からすぐ猪のコルに向かう登山口から
大久保山を目指して入る。

登山口には鉄の階段がついており、そこを上がってすぐにも大きな段差がある。
前回は猪のコルからスーパー林道に下ってくるルートだった為
とてもラクに歩ける道だと思っていたけど
ここから入るとずっと登り基調でダンナさんが時間に余裕がないと早足で行くのでついていくのがキツかった。

猪のコルに近づくと「ケーン、ケーン」という鳴声が聞こえて見ると鹿!!

私は2頭見た。
まっすぐこちらを見て何度も「ケーン、ケーン」と鳴いている。
やがて白いお尻を見せて飛び跳ねるように山の奥へ入っていった。

鳴声は私たちに対する警告なのか仲間へなのか?

ダンナさんは猪のコルにいたのと別に右手斜面にも2頭いて
鹿たちは合流せずに尾根をはさんで離ればなれになったそう。

猪のコル

結局、猪のコルまでで引き返すことにする。
帰りは下りばかりだから楽勝。

登山口の近くに停めた車から猪のコルの往復で所要時間はたった20分。
それでも気分転換にはなった。

それから鹿のコルのベンチまで車で戻って
持ってきたコーヒーを飲んで帰ってきたという次第です。

2013/12/8 15:24-15:44
スーパー林道〜猪のコル〜スーパー林道
沿面距離 0.899km
本日の最高標高 1,048m
標高差 11m
所要時間 20分
本日見た動物 鹿(猪のコル)、小猿(帰りスーパー林道でちんまりと座っていた→こちらに気付いて木に登る)

フリーズドライ食品

山歩き時の食べ物には何が適しているのか。
前回は自家製愛南ゴールド酵母で作ったアンフランスと水。
その前はお手製オニギリと水。
つくるのは苦でないがちょっと遊び心も欲しい。

ちょうど何か山関係の番組ないかな〜と探していたときに放送していた
NHK教育の「趣味Do楽 歩く旅をしよう~気ままにロングウオーク~」という番組の中でシェルパ斉藤さんが「じゃがりこ」にお湯を少し入れてちょっと置いた後かき混ぜるとポテサラになるんですよと紹介していました。
皆藤愛ちゃんが温かい物を食べるとホッとしますって言いながら食べてたのを見てムクムクやりたい病にかかり「うわ、これ山でやってみたい〜」となり、それはダンナさんも同じだったもよう。

さっそくネットで山でお湯を沸かす道具を品定め。
他にもお湯を沸かせると何ができるのかも調べていたらフリーズドライ食品が軽くてよく使われていると知る。
しかもすごく種類があって美味しいらしい。

さっきたまにしか行かないスーパーで買い物してたら意外なほどフリーズドライ食品の品揃えが種類も量も充実していてビックリ。今まで興味が無かったので気がつかなかったわ。

街の中心部にあるお店だから災害時に役立てる為とか特別な理由があるのかな?

ともかく簡単にすぐ手に入るのはラッキー。
今週末は山歩き出来ないのでこれを眺めてワクワクしておこう!

ストライダーパンツ

実はあれからハマって3週連続で山歩きしている私たち夫婦。
趣味化してきたのでジーパンを卒業して本格的なトレッキングパンツを購入しました。


モンベルというブランドはサイズ展開が豊富で大助かり!
小柄な私はスソの長さがネックになってスポーツウェア選びはいつも本当に困るんだもの。

履いてみたら見た目と違って内側はスベスベと肌触り良くて温かだし
動きやすくて窮屈な感じがありません。
モンベルのストライダーパンツは次の山歩きでデビューです。

格好だけは着実に進歩してますよ!

帰着

帰りは無事に猪のコルからスーパー林道を通って鹿のコルに戻りました。
途中しょっちゅう止まって写真を撮ったりするので1時間かかりました。



スキューバダイビングをしようが
ロードバイクに乗ろうが
山歩きをしようが

やはり私たちは写真を撮って、ログを残すという楽しみは共通のようです。
フィールドが変わってもやっていることは同じだったのね。

大久保山山頂

なかなかの急坂を登って大久保山の山頂に到達できました。
遠くまで海と山が見渡せて景色が最高!


前回は普通のヒモ靴でしたが今回はトレッキングシューズです。

独身の頃、普段はハイヒールだったので
スキーに行くからと急いで近所のスポーツ用品店に買いにいった靴です。
やっぱり雪の上を歩くには用途が合ってなくてあまり履かないまま放置。

でも履かないゆえ傷んでなく結婚した時に何となく持ってきた靴が
急に日の目を見ることになろうとは思ってなかったな〜。
有って良かったわ。

おかげで前回より足首や膝がラク。
歩き方もダンナさんに教えてもらって気をつけたこともあり
距離・総上昇量ともに増えているにもかかわらず
 前回 2.45km・137m↑
 今回 5.94km・257m↑
疲れは半減!

そしてリュックは友達が「使い心地が悪いからいらないけど可愛いから使う?」とくれた街歩き用を背負っていったらやはり肩がめちゃ痛くなった。

やっぱり用途にあった装備って大事だわ。
・・・ということで明日は買い物か?

猪のコル

猪のコル、見晴らし良いです!
ここまでの道はほとんど遠くを見渡せなかったので
よけいにうれしい。


当初は鬼ヶ城山頂の少し先の猪のコルから
地図上距離は長いけど東側の平坦な道(巻き道)で鹿のコルに戻ろうと予定していました。
「愛媛県の山(山と渓谷社)」という本によると
行き30分、帰り1時間30分かかるという目安時間です。

鬼ヶ城の山頂でおにぎりを食べていたら
よく山に慣れた感じの男性2人も同じところで休憩されたので
色々お話を伺うと

私たちが帰ろうとしている道は日当りが悪く細い道が続くので猪のコルから簡単に下りられる鉄梯子を下りてスーパー林道を歩いて戻ると景色も良いですよと教えていただいたのでそちらの道を行くことにしました。今歩いている山頂を通る道の西側を通る道です。

ちなみに猪のコルに着く直前でロープが張ってあって
「マダニ発生地帯」とあり
レインコートを着ている人は直進して良いけど
そうでない人はロープに沿って迂回するようにとありました。

もちろん迂回しました。

ここら辺の道は細かったり必要以上には手が入っていないけれど
ゴミ1つ落ちていないし
迷わないように赤いテープが木の枝に巻いてあったり
山が好きな人たちがマナーを守って大事に登っている山なんだな〜と感じました。

ちょうどマダニ発生のロープの辺りからカスミ網が張ってあるのが見えたんですけど猪のコルまで来たら野鳥の調査をしているのが分かりました。
調査をしている人がちょうど近くにいらしたので聞いてみると
ここは希少な種類がいるというより数が多いと教えてもらいました。
そういえば鳥の鳴き声がよく聞こえますね!と言うと
これは録音した鳴き声を流しているんですと言われました。
ちょっと恥ずかしい。

さらに見晴らしが良さそうな大久保山の山頂まで行ってみます。
帰りの時間があまり遅くなると危ないので
もし14時までに到着しなかったらそこで引き返します。

先週のリベンジ

今から鬼ヶ城山に登って来ます!



先週と同じ登山口の「鹿のコル」から鬼ヶ城山頂を目指します。

ここにはトイレがあって有り難い。

ちなみに車で鮎返からスーパー林道に入り鹿のコルまでの途中で
目の前をリスが走って横切っていきました。

日本の、しかもこんなに自宅から近い市内の山にリスがいるとは驚きでした。

山歩き

鬼ケ城、そのネーミングからか市内から近くに見えるからか
宇和島に住みはじめてからずっと身近に感じていた山です。

最近になってスーパー林道を利用すると山頂に近いところに登山口があり
初心者でも行きやすいと聞いたので余計に興味を持っていました。

今朝は別の所へ行くために家を出たのですが
途中で急に鬼ケ城に登ってみたくなり予定変更。

その場で調べて「鮎返」というところからスーパー林道に入り
先に眺望が良いという尻割山(しりわりやま)に行きました。
ここは登るというより下る。
登山口から目と鼻の先にあって超楽勝でした。


 〜尻割山から見た宇和島〜

それから車に戻り「鹿のコル」という登山口から鬼ケ城山頂を目指します。

全体的に難易度は低く、距離も短くてかなり初心者向けのコースのようです。
私は初心者以前の気まぐれで来ているので所々息が切れましたが(ーー;
でも山歩きは気持ち良くて楽しかったです。
う〜ん、澄んだ空気がおいしい!!

しかし、さすがに下調べ不足と
iPhoneのgoogleマップが使えたこともあり
鬼ケ城の頂上らしきところをgoogleマップの現在地で特定してしまい
標識の手前で引き返すという痛恨のミスを犯してしまいました。

確かに標識ないところで引き返すっておかしいよね。
今度はちゃんと準備をしてリベンジしないとね!

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