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2008年10月

Google!10周年で

米グーグルが創立10周年を記念して2001年1月当時の検索が10月末までの期間限定で出来るそうです。
私の「そんな♪マイ ライフ」も1999年4月1日から初めたので2001年ならあるはず。
さて、残っているかしら?

さっそくググってみたら、ちゃーんとありました。

http://web.archive.org/web/20011018125817/www.pinnas.net/home.html
(ちなみに当時のURLを直接入れても見れません。)

懐かしいぞっ!くまのプーさんカウンター!

pinnasnettop.jpg
↑残っていたトップページを記念にハードコピーしてみました。
(この画像をクリックすると別ウィンドウが開いて大きなサイズになります)

10年の間にURLは少なくとも3度は変わっていますがちょうど独自ドメインをとっていたときのものです。
トップページだけでなく、他の「私的・きょうの出来事」とか「インデックス・ヒストリー」などへのリンクも生きていて感激。グーグルさん、とっておいてくれてありがとうと感謝しちゃいます。

皆さんもさっそく懐かしいあの頃へタイムスリップしてみてっ。

「2001 Google search」 http://www.google.com/search2001.html

どんなページにたどり着くでしょうね?楽しみ~!p(^o^)qワクワク

溶岩焼きプレート

とうとう買っちゃいました溶岩プレート(安山岩の板)を!
本当に脂が飛び散らず、煙もあまり立ちません。
お肉も美味しく焼けてまーすっ!



今年の3月に出張先で旦那さんが食べた「かしわ」の溶岩焼(参考「溶岩焼食べたかったな・・・」)のことがずーっと気になっていた私。

旦那さんに相談すると
お店で使っていた溶岩プレートは厚みがあって持ち手はなかったとか。
確かに持ち手があると場所をとるし、強度や耐久性も低くなるみたい。
また、旦那さんが食べたお店は桜島の溶岩プレートを使っていたので同じ材質の安山岩で2センチ厚の持ち手も溝もない溶岩プレートを探して購入しました。

使ってみるとそのお肉のふっくらとジューシーに焼けることにビックリ。
フランスパンはカリッと香ばしく焼けて激ウマ。
他にちょっとない焼け方です。

最初の一回だけ溶岩プレートに薄く油をひくだけでテフロンでもないのにお肉がひっつきません。食後片付けが済んで部屋に戻ってきたときに焼肉後の気になる臭いがないことにビックリ。
テーブルがベタついてないので片付けがラク。ホットプレートに比べてパーツが少ないのでこれまた片付けがラク。
とメリットだらけ。

もう戻れない。溶岩プレートの虜です。

♪楽天 溶岩プレート

あ、そうだ。
我が家の溶岩プレートは25センチ角の正方形です。
これをカセットコンロで使ったらカセットボンベの上にかからないようにセットしていても放射熱が高くコンロの安全装置が作動して途中で火が消えたので冷めるのを待ってボンベをセットしなおしました。使用方法がカセットコンロの場合の溶岩プレートは小さめサイズのものを選ぶと良いと思います。

山の恵みをありがとう

昨夜、買ったばかりの溶岩プレートに乗せて焼いていたのは
イノシシの肉です。
先月、実家に帰省したときに貰ったものなのです。

夕方、玄関に来客があり呼ばれて外に出てみると知らないオジさんがいました。

聞くと母が孫たちを連れて山菜を採っていた時に、鉄砲を持った男の人達が山の奥の方から下りてきてビックリしていると「イノシシが出て駆除を頼まれているがまだ見つかっていない、危ないのでこれより奥には行かないように」と忠告してくれたのだそう。
それがキッカケで猟友会の人と親しくなったらしい。

まったく、母らしいわ・・・(^^;

以来、イノシシの肉を分けてくれるようになったのだとか。

しかし、母はイノシシはおろか鶏肉も食べれないので分けてもらったお肉は全て他の人にあげているのだ。そういうわけで今回は私にくれることになっているみたい。

オジさんはハツラツとした60代後半くらいの人で自己紹介をしてイノシシ肉の処理の方法と食べ方、獲ったときの様子などを話してくれました。

なんでもオジさんのいるグループでは精肉加工を本職とする人がいるとか。
弾や獲り方にも大変こだわりがある様子です。
また、県北など遠いところまで頼まれて行くことも多いらしく広い地域で活躍されているようです。

今日は裏山と三原の2箇所で1トン余りも肉が取れたので、ハンコを貰った十軒(駆除の際、許可を貰うのに必要なのかな?)に獲れた肉を分配して回っているのだけれど、自分は同居している息子さんのお嫁さんが嫌がるから家に持って帰れないのでオジさんの取り分を私に全部くれるというのです。
快くどこにでも行くものの経済的負担も大きいだろうし、好きなことだと言っても銃の所持や猟の許可を取ることから始まって色々と大変でしょうに・・・。
そんなオジさんを応援したく喜んで頂くことにしました。

血抜きの処理方法は350g~400gのブロックにカットしてある猪肉をまず、すぐに海水の半分くらいの濃度の塩水に2時間浸しておく。それからボールで受けたザルにあげて一晩冷蔵庫に置いて血抜きをしっかりする事が大事で赤身の部分が桜色になるのが目安なんだとか。
それを焼肉のタレに漬けておいて焼いて食べたら良いということです。
(有名なぼたん鍋は更にイノシシが美味しくなる冬にするものらしい)

それで家に入ったら即、塩水に2時間浸しましたが翌日には自宅に帰る身。
一晩冷蔵庫に入れておく時間は無い。仕方なくラップに包み冷凍庫へ入れ凍らせた状態で宇和島の自宅に帰ってきました。旦那さんはどんな顔をするかしら・・・?

帰宅後すぐにやり残した血抜きの続きをしなければと思い、1Lに15gの塩を溶かして冷凍したままのイノシシ肉を2時間浸し、削ぎ切りにしてザルにあげて冷蔵庫で1日置いてみました。
焼肉のタレに漬けた方が食べ易いとオジさんは言っていたけれど、我が家では焼肉のタレはあまり使いません。試しに小さめのをフライパンで2切れ焼いて岩塩を振って試食してみると・・・

ん?ウ、ウマイ!

驚きです。
じんわりと濃厚な旨味が広がります。
そして、臭味というより野趣あふれる香り。
普段食べているお肉にはない味わい、滋味を感じます。

焼肉のタレや鍋に使うのは勿体無い。
コレはワインだ!
ボルドーの赤ワインでイノシシを食べるのだ!!

と旦那さんと意見が激しく一致しました。

翌日(9月25日)最初は岩塩を振っていましたが、3切れ目からは何も付けず、ただ焼いて二人で765g(1.5kg頂いた)も食べてしまいました。至福の夕食でした。
イノシシ肉は赤ワイン(ムートン・カデ・ルージュ)、カマンベールチーズやフランスパン、ハーブなど洋風食材とも良く合いました。

その後、残りのイノシシ肉を食べるに先立って溶岩プレートの発注をかけたというわけです。

更に昨日は旦那さんの親戚から栗を沢山いただいたので栗も横で焼いて食べました。

この秋は、いつもより自然の恵みを堪能している気がします。
山の恵みをありがとうと、いつもより感謝の気持ちが増す思いでした。

包丁の柄を取り替えてみた

短大の卒業記念品は土佐壷屋刃物専門店の和包丁でした。
栄養士の資格をとる為の学科だし、将来栄養士にならなくても家庭で使えるからと先生達が選んで下さったものです。生徒それぞれの名を彫ってありますが姓は変わるかもしれないから入っていません。
よく切れるし、小ぶりで使い易い包丁です。

包丁の錆び落としと柄の交換

結婚したら使おうと大事に箱の中に入れたままにして、嫁入り道具として持ってきました。
以来、手入れもせずこの包丁ばかり使うので3、4年もすると角巻(柄の輪っかの部分)が割れて刃が抜けることも。中子(柄に差し込まれた刃の部分)はボコボコに錆び、魚を下ろしたときに刃こぼれもして・・・というボロボロの状態です。

だけど使い慣れているのでつい捨てそびれて使い続けていました。
他に同じサイズのまだ箱をあけていない包丁のストックもあるのにやはり心のどこかに「卒業記念品」だという特別の思いもあったのかも。

先日、栗の鬼皮を剥いているのを旦那さんが見て「その包丁は危ないよ。柄を付け替えてあげよう。」と言ってくれたので包丁などにも使える錆び落としと貝印の取替え用和包丁の柄を買ってきました。

それから3日ほど包丁は乾燥と称して柄から刃が抜かれ、テーブルに放置されています。

出来るところまでやってみようかと思い、とりあえず錆を自分で落としてみました。
液をつけて軽くこするだけで面白いほどキレイに錆が落ちます。気持ちイ~イ。
洗剤で洗って乾かして新しい包丁の柄に差してみました。
お店に古い柄を持っていって穴の大きさを見比べて買っただけあってサイズはちょうど良さそう。
ついでに包丁を立てて持って、トンカチで柄の下をトントンと叩くと慣性の法則で上手く刃が奥まで入っていきます。お~、お見事!

なんのこっちゃ、アッという間に完了してしまいました。
こんなに簡単で手間いらずならもっと早く、1年も2年も前にやっておけば良かった。
それに包丁の柄はホームセンターでたったの198円。
錆び取りは同じくホームセンターで598円かかったけど他の物にも使えるし
捨てずに寿命が延びて、これってエコじゃん。

この包丁、研いだこともなかったけれどせっかく甦ったのでこれからは大事に使おう!という気持ちになりました。

簡単な割には満足度高し。
奥さんやお母さんから感謝され度高し。
皆さんもトライしてみてはいかがでしょう?

楽天♪ 錆び取りと包丁の柄

  

 

ジャック・オー・ランタンを持って

10月31日はハロウィンのお祭りだとハロウィングッズが街中にあふれていますね。
ハロウィンのお祭りは日本では宗教的な意味では縁のない人が殆どだと思いますが今やクリスマス同様、商業的に国民的なお祭りになりつつあるようです。

先月福山に帰省した時(9月20~24日)には既に可愛いオレンジと黒で店頭は賑やかに彩られていました。ちょうど姉と一緒だったので立ち寄って「毎年派手になっていくねー」と話していました。

ハロウィンには楽しい思い出があります。
私が小学3,4年の頃でしょうか、母が観賞用だか美味しくなかったからかで手頃なサイズのカボチャを2つ子供達にくれました。

器用で色々な物を作るのが好きな姉がすぐさまハロウィンのカボチャを作りたいと言いだし、カッコイイ「カボチャのおばけ」を作ってくれました。
ハロウィンのシンボル、ジャック・オー・ランタンです。
姉や弟と3人で中にロウソクを燈してしばらく家の中で電気を消して楽しんでいましたがそれだけでは飽き足らず「みんなを驚かしに行こうよ!」と近所の家を回ることにしました。

まずは友だちのエミちゃん家に行き、庭から団らんしている部屋のガラス戸越しにカボチャのおばけをユラユラと動かすと中からワーだの、何、何?だのと声が上がり子供達が目をキラキラさせて子犬のようにとび出して来ました。
これから近所を回るところだと言うと面白そうだから是非、一緒に回りたいということになり好反応を得て
そこからしらみつぶしに近所の人を驚かせて回りました。
たまたま真っ黒な部屋に入ろうとしたところにカーテンの向こうでユラユラしていたオバケの顔にキャー!!と大きな悲鳴を上げたオバサンもいたりして堪らなく面白かったです。

当時はハロウィンはあまり知られておらず何をしているのか皆に説明が必要なくらいだったので、お菓子を用意してくれている家はもちろんありませんでした。
「お菓子をくれないといたずらするぞっ!」って、すでにユラユラがいたずらだし・・・。
でも、お隣のおばあさんは何か和風のお菓子を出してくれたような気がします。
同じ年頃の友だちも近所に多く、町内みんなが仲良かったので楽しいばかりの思い出です。

姉にあの時は楽しかったねーと言うと「最近はキツイわ」と言います。

姉は英語塾をしているのですが毎年ハロウィンの時期は外国の文化に触れさせようと生徒たちを前もって訪問の了解を得ているお家に(たぶん仮装させて)行かせているのです。
子供達に貰うお菓子は前もって姉が準備したもの。
他にも普段の付き合いとかお礼とか、飾りつけなどもあるのでしょう。
最近は生徒が増えたので負担が大きくなってキュウキュウ。

内心では規模を縮小したり止めたりしたいところ、この間子供達同士の会話を聞いてしまったのでそういうわけにいかず・・・とハロウィングッズを手に取りちょっとタメイキ。

一ヶ月以上も前から

「今年もハロウィン楽しみよなーっ!!」

「おー!」

「また、お菓子もらいに回ろうぜ!」

みたいな話で盛り上がっていたのだとか・・・。
すっごい楽しみにしてるじゃん。
訪問先でも玄関先をハロウィンの飾り付けをして子供達の訪問を楽しみに待っていてくれるお宅もあるとか。
そんなに喜んでくれてるのに今さら止められないわね~。(^^;

それに私達の思い出と照らしてみても
子供の頃に一度はさせてあげたい近所の大人との交流です。
(自費参加にしたら・・・?)

♪楽天 ハロウィン
    

山の恵みどころじゃなくなった

先月、福山の実家に帰ったときにイノシシの肉をくれたおじさんが(参照「山の恵みをありがとう」)
玄関先でおしゃべりをして以来、
私のことを
「カワイイ娘さんだ、あんなにカワイイ子はいない」と母に会うたびに大絶賛してくれているらしいのです。

おじさんの目にどれだけ私が可愛く見えたのでしょうか。

なんでも
私が頂いたイノシシを大変美味しかったと言って喜んだこと、
赤ワインと合わせてただ焼いただけで食べたりトンカツのようにして食べたというその食べ方のオリジナル性というか貪欲さ(?)を気に入ってくれたらしいです。

カワイイというのは見た目のことじゃなかったのね・・・。やっぱりね。(--;

ともかく、さっき母から電話があってそのおじさんが今現在羽田空港にいて、北海道から帰る途中でとり急ぎ連絡してきたことには「エゾシカを獲ったので娘さんに送りたいが送っても良いか」ということだった。
しかも首を皮(というか毛)付きのまま箱に詰めて。←これを聞いただけでショックで母は気絶しそうだったと思う。我が家でも頭はついてないよね!?と一時騒然となったのだから。

そんなのムリ!と言いたいがイノシシの時に母が私は元栄養士だから料理は全く問題ないと吹聴しすぎたのだ。
栄養士なら毛付きの肉の処理が出来るなんてとても言えないと思うが今更どうしていらないと言えよう。ブロック肉にしたものより傷みにくいので少しでも鮮度を保って届けたいという気持ちからなのだから。私も自分がソレを目の前にしてどんな反応を示すか分からないけれどやってみるしかない。

でも、味は期待していいと思う。
フランスのジビエ(狩猟で獲る野生の鳥獣肉)料理の感覚でまたまた赤ワインに合わせたら良さそう。
ちょうど昨日からベーコンを作ろうと思って豚バラ肉を塩漬けにしていたところだったので鹿肉も燻製にしてみたらどうかなとか、焼いたり豆類と煮込みにしたり滅多にお目にかからない食材なので色々試してみたい。

果たしてネット上にエゾシカの料理法なんておちてるのだろうか。
と探してみると沢山あってビックリ。意外にメジャーなんだ。

しかも2008年10月24日のTBSニュースiに「給食のエゾジカ肉からライフル弾の破片」という見出しのニュースがあった。小学校の給食にエゾジカ丼が出ているということにも驚いた。これは静岡の蛇口からお茶、愛媛のミカン果汁でごはんを炊く「あけぼのごはん」に続く衝撃だった。さすが北海道!日本も広いな~!!

ああ、レシピを探してたんだった。すぐ寄り道しちゃうんだ。
なんて浮かれている場合か。

食べるその前に難関が待っている。
今晩はエゾジカの夢を見そう・・・。(うなされる方のね)

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