10月31日はハロウィンのお祭りだとハロウィングッズが街中にあふれていますね。
ハロウィンのお祭りは日本では宗教的な意味では縁のない人が殆どだと思いますが今やクリスマス同様、商業的に国民的なお祭りになりつつあるようです。
先月福山に帰省した時(9月20~24日)には既に可愛いオレンジと黒で店頭は賑やかに彩られていました。ちょうど姉と一緒だったので立ち寄って「毎年派手になっていくねー」と話していました。
ハロウィンには楽しい思い出があります。
私が小学3,4年の頃でしょうか、母が観賞用だか美味しくなかったからかで手頃なサイズのカボチャを2つ子供達にくれました。
器用で色々な物を作るのが好きな姉がすぐさまハロウィンのカボチャを作りたいと言いだし、カッコイイ「カボチャのおばけ」を作ってくれました。
ハロウィンのシンボル、ジャック・オー・ランタンです。
姉や弟と3人で中にロウソクを燈してしばらく家の中で電気を消して楽しんでいましたがそれだけでは飽き足らず「みんなを驚かしに行こうよ!」と近所の家を回ることにしました。
まずは友だちのエミちゃん家に行き、庭から団らんしている部屋のガラス戸越しにカボチャのおばけをユラユラと動かすと中からワーだの、何、何?だのと声が上がり子供達が目をキラキラさせて子犬のようにとび出して来ました。
これから近所を回るところだと言うと面白そうだから是非、一緒に回りたいということになり好反応を得て
そこからしらみつぶしに近所の人を驚かせて回りました。
たまたま真っ黒な部屋に入ろうとしたところにカーテンの向こうでユラユラしていたオバケの顔にキャー!!と大きな悲鳴を上げたオバサンもいたりして堪らなく面白かったです。
当時はハロウィンはあまり知られておらず何をしているのか皆に説明が必要なくらいだったので、お菓子を用意してくれている家はもちろんありませんでした。
「お菓子をくれないといたずらするぞっ!」って、すでにユラユラがいたずらだし・・・。
でも、お隣のおばあさんは何か和風のお菓子を出してくれたような気がします。
同じ年頃の友だちも近所に多く、町内みんなが仲良かったので楽しいばかりの思い出です。
姉にあの時は楽しかったねーと言うと「最近はキツイわ」と言います。
姉は英語塾をしているのですが毎年ハロウィンの時期は外国の文化に触れさせようと生徒たちを前もって訪問の了解を得ているお家に(たぶん仮装させて)行かせているのです。
子供達に貰うお菓子は前もって姉が準備したもの。
他にも普段の付き合いとかお礼とか、飾りつけなどもあるのでしょう。
最近は生徒が増えたので負担が大きくなってキュウキュウ。
内心では規模を縮小したり止めたりしたいところ、この間子供達同士の会話を聞いてしまったのでそういうわけにいかず・・・とハロウィングッズを手に取りちょっとタメイキ。
一ヶ月以上も前から
「今年もハロウィン楽しみよなーっ!!」
「おー!」
「また、お菓子もらいに回ろうぜ!」
みたいな話で盛り上がっていたのだとか・・・。
すっごい楽しみにしてるじゃん。
訪問先でも玄関先をハロウィンの飾り付けをして子供達の訪問を楽しみに待っていてくれるお宅もあるとか。
そんなに喜んでくれてるのに今さら止められないわね~。(^^;
それに私達の思い出と照らしてみても
子供の頃に一度はさせてあげたい近所の大人との交流です。
(自費参加にしたら・・・?)
♪楽天 ハロウィン
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