小犬が結ぶ仲

以前、松野の虹の森公園に行ったときのこと
芝生に座っていたらテニスボール位の大きさのボールがコロコロと転がってきた。
それを追いかけてウェルシュ・コーギーが走ってきて
1、2m離れたところでワクワクして今か今かと待ち構えている様子。
どうしようと周りを見渡すとオジサンがニコニコして「投げてやってください」という。
ポーンと投げるとすごい勢いで追っかけてくわえ、私のところに持ってくる。
もう一度投げるとまた飛ぶように走ってくわえて持ってくる
ヨソ様のワンちゃんと延々遊んでもいいものかちょっと困ってオジサンの方を見るとニコニコと見守ってくれている。
数回するとボールがベタベタに赤くなっていることに気づき走ってきたコーギーを見ると口が血だらけに!!
ひぇ~!!大丈夫!?
怖がってボールを投げるのを躊躇しつつ投げていると何回目かに他の女の子二人組のところにボールが転がっていき、今度はその娘達にボールを投げてとせがんで遊び出した。
おじさんによるとコーギーの名前はラッキー。
夢中で遊んでよく舌を噛んで血だらけになるので気にすることはないという。
運動量が多くて遊ぶのが大好きだから、知らなくても遊んでくれそうな人のところに行くのだそうだ。
息子さんがグレて家庭崩壊しかけていたときにラッキーが家に来てバラバラだったみんなを1つにしてくれた恩人(恩犬)で、我が家には欠かせない家族なんだと穏やかな優しい眼をして言っていたのが印象的だったっけ。
さて、最近我が家の近所でもワンちゃんを飼いだした。


白地に薄茶色の模様が入ったチワワの子犬でそれはそれは可愛い。
奥さんが玄関の外や駐車場を掃いたりするときもチワワはそばにいてワンワンと尻尾を振って愛嬌を振りまいているので思わず私も走っていて名前を聞いたり撫でさせてもらったりしたくらいで我が家では「今日見た!(^ー^)」とか「あ、鳴いてる!(^o^)」チワワのモモちゃんの話で持ちきりだ。
そんな可愛いモモちゃんなので近所の子供達が放っておくはずがない。
4歳、6歳、8歳くらいの3人の女の子が毎日のように自転車で家の前を行ったり来たり(顔の向きはいつもモモちゃんの家の方向に固定)したり、
モモちゃんの家の人が帰って玄関に入るなり来て
せーの、と声を揃えて「おっちゃーん、犬おる~?」といつまでも叫んだりしています。
いや~、犬って本当に可愛くて人に好かれる動物なんだなーと感心する毎日です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする