これから私たちが向かうところはパラオ諸島のカープ・アイランド・リゾート。
その前にパラオはどんなところかというと、日本の南、ミクロネシアに位置します。赤道よりやや北。緯度はフィリピンと同じくらい。日本との時差はなし。通貨はUSドル。
小さな島がたくさん集まっていて日本の統治下にあった時代もあり、お年寄りには日本語が話せる人がたくさんいるそうです。
スペイン、ドイツ、日本と続きアメリカから1993年に独立してパラオ共和国となったのです。割と最近のことですね~。
自然がいっぱいで、これがまた世界有数のダイビング・ポイントがあるんですよ。ここには!
プランを立てている時にどこに泊まるかという話を2人でしていて、カープは最も有名なダイビング・スポットの「ブルーコーナー」にボートで15分というアクセスの良さ!これは魅力でした。ちなみに中心地のコロール島ステイだとボートでそこまで60分ほどもかかるという。船酔いが得意な私たち2人は「いっそのことカープ」ということで意見が一致したのでした。
ここは岸川さんという日本人がオーナーで元々無人島だった島をリゾートにしたのです。
建物は全部オーナーの手作り!コテージでは鍵なんてかけるどころかドアは開け放ち網戸のままで寝てます。セイフティ・ボックスもないし結構アブナイのだがこの際気にしません。(どうしようもないから)
冷蔵庫、クーラー、テレビ、電話、そんなものもあるわけございません。部屋にあるのは小さな机、ベットと蚊取り線香だけです。
もしかすると世界で最も蚊取り線香消費量が高いのではないかとニラんでいるのだ。
ところでカープ・アイランド・リゾートは上空から見ると美しい緑の島で、星形をしてます。
カープは「鯉」という意味の英語。海には泳いでるわけないので、その因果関係がわからなくて「なんでだろ~?」って思ってた。
名前をつけるなら「星」とか「ヒトデ」を意味する言葉の方がピッタリでしょ。
すでに勘のいい方はお分かりでしょう。
オーナーの奥さんは広島出身。野球はカープのファンだったんですね~。
分かりやすいというか、まわりくどいというか。
その情報を教えてくれたのは神戸に住むという広島出身の女性。もちろんカープファン!
旦那様は阪神のファンだそうで野球のこととなると、どっちも譲らず大変らしい。
広島県在住の私たちは危うくカープの最新情報を聞き出そうと質問責めに合うところだった。ふたりとも野球は超疎いのに~。(^^;
さすが我らが(?)カープ!地球規模で応援だっ。
カープ・アイランド・リゾートのビーチから臨む