最近、心がサミシイ・モードなのか、ペットが飼いたくて飼いたくて。
そんな時に道を歩いているとまだとっても小さな子猫に出会ったり、賢そうな瞳の子犬がいたり。
でも、この家では猫は飼わない約束。
父がここに引っ越してきたとき猫は爪でひっかいて柱やソファをダメにするからって。(j j)
元々は絶え間なく動物を飼ってたの。
犬と猫とウサギとチャボとメジロと亀を同時に飼っていたこともあったっけ・・・。
ジャンルバラバラ。(--;
pinnaが2歳位の時だってシャム猫を6~7匹も飼っていたというから動物が嫌いなんじゃなくて可愛すぎるのでしょう。
死んだり病気したりするのが可哀相で嫌なのね。
そんな父も実は「ヤギ」は飼いたくて仕方なかったのよ。←ミルクがとれる
母は「ウコッケイ」←卵がとれる
二人とも、実用派!?
この間も母にさりげなく何か飼おうよ~と持ちかけてみたのだけれど、家を空けられないしダメっていう。
それでペット・ショップにふらふらと入っては心慰めていたの。
話変わって、庭にベビーバスを埋めている。
私は溜まった水が汚いし、きっとそれを取ったら下は虫だらけ!!気持ち悪いから止めてと言うのだけど、母は花に水をちょっとやるとき便利と言ってまるで取るつもりはないみたい。
その上、大事な物だと思わせたいのか、「これはpinnaが使ったベビーバスよ」と言うのだがそんなことはないと思う。
東京から2度も引っ越しているのに全く使わないものを後生大事にとっておかないだろう。
それは姉が子供を産んだ時に誰かがお下がりをくれた物と記憶しているんだが・・・。
そのベビーバス池の水がやっぱり私の思ったとおり緑色に染まって汚いのでつい先日も「汚いからやめようよ」と提案しておいたの。
そうして数日後ふと気がつくと池に睡蓮が!睡蓮は水を浄化するのよと・・・。
絶対引き下がるつもりはないらしい。ほら、もうこんなに緑が薄くなったと言い張るし~。
睡蓮まで入れられたら仕方がない。
でも、その池に赤い金魚が泳いでいたらステキだと思って提案してみたら「いいねー」という返事だったのでさっそく金魚を買ってきた。
赤を2匹と赤白を1匹。
赤い色なら目立つと思ったのだけど、なにせ水がバスクリンも真っ青になるほど真緑なので入るなり金魚は行方不明。
睡蓮の葉の下から顔をのぞける赤い金魚・・・という当初の予定は打ち砕かれた!
さっそく母が「これから庭でお洗濯干すのが楽しみになる!見てこ~っと!」とややハシャギ気味に外に出ていったので、軽い不安がよぎりリビングの窓からみてみた。母はしばらく熱心に池をのぞいていたが、ふと思いついたことがあったらしく立ち上がって道具置き場へ・・・。
そこで父の草刈用の防護マスクを取り出す。
それは透明のプラスチック製で目に小石などが飛んで入らないように目の全体をカバーする水中マスクのような物。
ははぁ、あれで水面下の様子を見るつもりだな!というのは容易に想像できる。ガラス面を水面に漬けるだけで水中にいるように中が見えるのだ。
防護マスクを持ち後ろを向いて去っていく母の手が目の辺りに上げられた・・・まさか!
部屋の中から叫んだ「お母さーん、ちょっと待って!」でもこっちの声は聞こえない。急いで外に出ようと庭の方に走った。
が、すでにそこには部屋に戻ってきている母の姿が。
前髪を池の水で濡らしてタオルで拭きながら歩いてくるのは当然のことだろう。
やはり母は防護マスクを目に当てて池を覗き込んだのだ。マスクの横はメッシュ状の穴が開いているのですぐさま水が入ってくるし水面と地面が同じ高さなのだから防護マスクを水に漬ける為にはずいぶん前のめりな体勢になってしまう。
一生懸命見ようとすると近づきすぎてしまうものだ。頭や鼻が浸かるのはいいとしても目に入るのはいただけない。
こんなアホな事、マジにやってしまうとは驚き。
マスクだけ水に漬ければ用は足りるのに、何ゆえあんな汚い水に頭ごと突っ込む気になるのか!?
まあいい。
母はその経験を生かして味付け海苔の入れ物を持ってきて顔を水につけずに中が見られるようになったのだから。