大腸ファイバー検査

4年前のちょうど今頃、恥ずかしながら虚血性大腸炎という高齢の方に多い病気になった私。年末の忙しいさなか実家の母にも来てもらい、栄養補給は点滴のみで水も飲めない絶食をするために6日間入院しました。
その時にお医者さんに「わたくしが診た患者さんの中では最年少です」と言われたので、そうとう一般の人より大腸が弱っているのだろうと大腸のことはいつも気にかかります。
この秋、大腸がん検診(検便)というものを受けてみたら
不安的中、2日分のうち2日目に陽性反応が出てしまい要精密検査の診断結果が送られてきました。


さっそく昨日(月曜)の朝、精密検査ができるという病院に電話で問い合わせをして行ってみました。
初めていく病院だったのですがお医者さんはテキパキ、颯爽とした印象の方で「じゃ、明日大腸ファイバーしますか?」と最速で検査を受けられることになりました。
病院から帰ってすぐの昼食からレトルトの検査食を食べて指定された時間に指定された水分補給、夕食、下剤を飲んでお腹の中を空っぽにして今日、大腸ファイバー検査を受けてきました。
まずは問診。
それから着替えて筋弛緩剤の注射をして大腸ファイバー検査。
か~っ、悶絶!!たまらん!!(><)
続いて大腸にバリウムを注入して注腸エックス線検査もしました。
そしてすぐに結果発表~。パフパフ♪
「問題ないです」と言われて大安心。
大腸がん検診は便潜血をみるので便秘とか痔とか、女性ならではの理由でも陽性反応がでるので精密検査をしても問題ない場合が8割なのだそうです。
そして通常、注腸エックス線検査は大腸ファイバー検査で内視鏡が奥まで挿入できない場合や、内視鏡で異常所見を認めた場合に追加して行う検査だけれど、今回は事前に虚血性大腸炎に罹ったことがあると伝えていたので念のために丁寧に診てくださったようです。
この病院では問診はもちろん大腸ファイバー検査も注腸エックス線検査もすべて1人のお医者さんが行っていて、レントゲン写真を自ら持って廊下を歩いていらしたのにはビックリしたけれど、途中で気分が悪くなりベットで30分ほど点滴をうってもらいつつ休んだ時間を入れても10時予約で11時半には全て終ったのでとってもスピーディで良かったです。看護師さんも感じが良いし。
しかし、注腸エックス線検査の後、まだ台に寝ている状態で
お医者さんが「この状態でなるべく出しておきます」と
バリウムと空気で膨れた私のお腹を両手で押さえて
「だめだ、いっぱい入れすぎて出ない、あとやって!」と別の看護師さんに託して去って行った時は情けなくて・・・というか、せつなくてというか、童話の「赤ずきんちゃん」を思い出しました。
赤ずきんちゃんのラストでハンターにお腹に石をいっぱい詰められたあの狼の姿です。
お腹が本当にパンパンで先生の手を全く受け付けずビクともしなかったのですから。
これを機に、
よりいっそう大腸管理に気を遣うと心に誓わずにはいられませんでした。

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コメント

  1. はじめまして。
    突然のコメントで失礼いたします。
    早期発見・早期治療を目的とした医療と健康の総合情報サイト「人間ドックのここカラダ」の編集をしている林と申します。
    「人間ドックのここカラダ」は、リクルートと三井物産の共同出資会社である(株)アールスリーヘルスケアが運営するサイトで、月間約220万人にご利用いただいております。
    現在「人間ドックのここカラダ」( http://dock.cocokarada.jp/ )で、『人間ドックや各種がん検診の体験談』を募集しております。
    そんな折こちらのブログを拝見し、投稿させていただきました。
    もしご興味をもっていただけた場合は、【taikendan@cocokarada.jp】までご連絡いただけると幸甚です。後ほど、こちらから詳しいご案内をさせていただきます。
    また体験談が掲載された方には、ささやかではありますがお礼の品をお送りいたします。
    尚、ご返信の際には本文中に【ブログ名とURL】をご記入ください。
    よろしくお願い申し上げます。