コウワンテグリ

1月6日(日曜日)。
ペットショップに赴き、コウワンテグリ(オス・体長約4センチ)を1匹を買って帰りました。
我が家はDSB水槽になってから今まで、サンゴ中心で魚を入れていませんでした。だけど、もし入れるならこのコウワンテグリかセソコテグリを入れたいと考えていました。
魚の選定条件は水槽の水質維持の為に小型であること、砂に潜らないことです。
更に人工餌を与えずに水槽内のコケとか海藻とか勝手に増える微小な生き物(ワラワラやヨコエビ)を食べて生き続けてくれたらベストです。
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我が家のコウワンテグリのテグちゃん


コウワンテグリはスズキ目ネズッポ科コウワンテグリ属の魚です。
いわゆる底物(ソコモノ)でチョコチョコと這うように動きまわります。
同じネズッポ科で美しい模様のニシキテグリは水槽飼育するには臆病な性格でなかなか姿を見せず、また人工餌に餌付きにくく長期飼育が難しいと聞いていたのでコウワンテグリも同じような感じかなと思っていたのですが水合わせを終え水槽内に放しても最初から堂々として隠れて怯える様子はありません。
砂粒を一粒口に入れてはモゴモゴ、プイッと出すのも愛らしい。
姿は地味ながら動き方は愛嬌があってすっかり気に入ってしまいました。
しか~し、夜になって電気を消し、しばらくして薄暗がりの中様子を伺うとコウワンテグリの姿が見えません。
寝る時はライブロックの影に隠れるのかな?と思って二階に上がりネットで飼育方法や生態について調べていると驚愕の事実が・・・!
「寝る時は砂に潜る」んだって~!!
DSB水槽は濾過槽を持たず底砂で脱窒(還元)を行うナチュラルシステムの水槽なので底砂を掘り返すのはご法度なのに大誤算。
さて翌朝、まだ薄暗い時に覗いてみると
T字型に出っ張った目と鼻(人間で言うところの鼻の辺り)だけ砂からチョコンと出して体は砂に埋まった状態でテグちゃんはまだ寝ていました。
その様子がとっても可愛らしいので、
許す!!