水を得た魚

久しぶりにデパートに勤めている別の友だちの店へ遊びに行った。私の休みの日は週末で稼ぎ時なので仕事だから暇な時は何時行っても会えるから便利なのよね。
私が着く前に歩いているのが見えたらしく、入っていくと私に渡してと託されていた「預かり物」を待っていましたとばかりに手渡された。8月からずっと持っていたというが、それは私への「ちょっと遅くなった誕生日プレゼント」だそう。
でも私の誕生日は2月初旬・・・。すでに半年経過。(^^;
こんなに遅れてもいいものならば、私もお正月からこっち連絡を取りそびれている先輩と引っ越しして遠くになって後で結婚したときかされた友だちに今更ながら連絡をとっても許されるような気がしてきたな。
それはそうと、そのプレゼントを託した当のM(いつも呼び捨てにしているので敬称なし)は大手デパートからテナント撤退と共に実は会社自体を潰れててしまったそうで、突然職を失って路頭に迷いかけていた。
近頃は多少景気が上向きになっていると思われているけれど、まだまだ油断がならない。まったく一寸先は闇である。
なーんて、しょげる暇もなく同じフロアに入っている店に声をかけてもらってすぐに仕事が見つかったのでラッキーだったといえよう。それも大して離れていない場所なので、すぐその足でプレゼントのお礼を言いに向かった。
ちょうど接客をしていたので商品を見ながら待っていると、やってるやってる。
「これを寝る前にしておくと、本当に翌朝のお化粧のノリが違いますよ~!」なんて言いながらデモをやっている。
ハウス・オブ・ローゼという自然派化粧品のお店なのだ。
そしてしっかりその商品を売ってお見送りに出たところで私に気が付いた。
以前は高級デパートだったので客層も20代以上のOLや主婦を対象としていたので丁寧で品を感じさせる態度でなければいけなかったけれど、今は中高生が相手なので、すましているよりも少しカジュアルに接客した方が親しみを持ってもらえるので、売り方も違ってくるのよ~。と言っていた。
確かにそうだろう。それに彼女のキャラクターには今の方が合っている。
今度は石鹸、アロマ、入浴剤などのグルーミング・グッズを扱っているので、それぞれの商品の特徴など説明しなければならない。手元にあったお香の話になると「今コレ話題になっているのよ」と始まった。
密かに「そのお香をつけて願い事をすると叶う確率が高い」と口コミで人気のあるお香があるのだそうだ。(この噂は全国区では広まってはいないよう)
昨夜彼女も寝る前に「明日月末の〆の日だから、お客さんが来て、売り上げが上がりますように・・・」と願い事をして寝たら私が来たから叶った!と言う。おいおい、私はまだ何も買ってないぞ~っ。
またこれをネタに「私も願い事をして寝たら次の日叶ったんですよ」なんて販売するつもりなんじゃないだろうな~!?
ちなみに私は販売員の友だちが多いのだけど、ちょうど私が行くとお店が忙しくなってきてロクに話ができないことからお客を呼ぶ招き猫的存在に思われていて「サクラ」と呼ばれている。あとよく気に入った商品があれば知人に教えて歩いてしまうので先行きを考えると売り上げに繋がったと思えたのかもしれない。
さり気なく話しの端々に商品の話が入ってくるので興味を持たざるを得ない。
結局、そのオススメのお香も転職祝いがてら買って帰った。うーん、商売上手っ!!
けれど既に私の手元にはないので効果の程は確かめられない。願い事が叶ったかどうか後できいてみよう。

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図書館へ

HPを更新しない日が続くと、だんだんそのペースに慣れてくるから不思議。
書きたいことがあってもパソコンの前に座れなくなる。
学生の頃は図書室を利用してかなりよく本を読んでいたものだ。それも難しそうなのや長いのが好きで中学生の頃にフロイトとか、「大地」や「風と共に去りぬ」のような全4巻ものだって2日位で読み上げていた。先が気になって途中でやめられないのだ。徹夜してでも読んでしまう。
だからこそ仕事を初めてからはなかなかそうもいかず雑誌はよく見ても、小説などは親に良かったと薦められて手元にあっても読めなくなっていた。
それが最近また本を手にとれるようになったからウレシイ。(^^)v
パソコンに使っていたエネルギー(目の疲れや時間)を本に置き換えるだけでまた本を手に取ることが出来るようになった。読書の秋にふさわしいじゃない!?
最近は喜々として図書館通いのpinnaでした。

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