ブローニーフィルムまたは120フィルム。
中版カメラに使うものだとは知っていたけれど、なにせ見たことも触ったこともないフィルム。包装の袋を開けるのもドキドキです。
ホルガにフィルムを初装填中
もちろん全手動です。
フィルムの端っこを巻き取り軸のスリットに差し込み、ダイヤルを回して巻き上げていきます。
が、スルッと抜けてしまい空回り。
なかなか上手くいかない。
巻き取らないので良いか悪いか分からないけれど、5ミリ程端を折って手で軽く押えながら回すとなんとか抜けずに巻きだしました。ホッ!
ここで裏ブタを閉じて、赤い窓に出る文字だけを頼りにダイヤルをゆっくり回していきます。
ずいぶんして太い縦棒、またずいぶんして←、kodakという小さな文字、それからようやく1という数字。この「1」が窓に見えてる状態でフィルムセット完了です。
今まで使っていた35ミリフィルムのようなケース(パトローネ)に入っていないので、下手すると感光してしまうかも・・・と思うと緊張しましたが多分ちゃんとセット出来てると思います。
たるんでいて斜めに巻き取ったり、巻き太りしていたら光が入ってオジャンです。フィルムカメラはデジカメみたいに撮影してすぐに確認するということができないから出来上がりが楽しみでワクワクするというのもありますが、これは更に感光していないかどうかドキドキするというリスキーさもあります。もちろんこれがウリでしょう。
「Toy」カメラってオモチャみたいなチャチなっていうことかと思っていたけど、それよりオモチャを持った子供みたいにウキウキ楽しい気持ちになれるっていうつもりでそう呼んでたのかも。