みかんを2種類頂いたので両方とも食べてみました。
大きさで甘みがすごく違いました。
小さい方が甘ったるいほどに甘いのです。
一緒に食べていた旦那さんがおもむろに「僕は温州、小さい方が好き」
私は「は?何が?」「何の小さいのって?」
どうやら大小の違いはあれど、これは温州みかんという同じ品種で小さい方が甘みが強いものらしいです。
昨年は他県に抜かれましたが、それまではずっと愛媛がみかんの生産量日本一でした。2003年まで34年連続日本一だったそうです。
愛媛の人はみかんがとても身近で豆知識もよく知ってます。
「ヘタの方から皮を剥いた方がキレイに剥ける」
「袋ごと食べた方が体に良い(食物繊維が豊富などの理由)」
「発ガン物質を抑制する物質があると発見された」
などなど。
また、私は柑橘類ではレモン、ユズ、ハッサク、グレープフルーツ、ミカン位の大雑把な分類でしか名前を使い分けていませんが、ここ愛媛ではミカンとひとくくりにはしません。
「温州(うんしゅう)みかん」「美生柑(みしょうかん)」「清見(きよみ)タンゴールは・・・」と品種名で呼びます。
愛媛に来てすぐの頃、母が遊びに来てお土産に持って帰ったミカンが美味しかったので、また送って欲しいと言われ何だったか・・・。
箱の名前を見てもらったら「宮内伊予柑」とある。
でもお店で探しても無く、教室の友達に聞いたらそれはもうシーズンが終わって今度は××が美味しいよ。とか、同じ××でも○○産のが良いよ。など、たくさんのアドバイスをもらい、わざわざ調べなくても品種だけでなく生産地区や季節によっても味の違いを基礎知識として覚えているなんてとビックリしました。
「みかん王国・愛媛」の誇りを感じます。
私も愛媛県人としてみかんをミカンとだけ呼ぶのは卒業しなければならないのかもしれません・・・。
追記
いま、私の書き込みを読んだ旦那さんからダメ出しがありました。
愛媛の人は美生柑ではなく、美生。清見タンゴールじゃなく清見と呼ぶ。
そして伊予柑は伊予柑ではなく、宮内とか興居島(ごごしま)などと呼ぶ。
・・・らしいです。
まだ私にはとても
ついていけそうにありません。
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Comments:2
- そう 2005-12-08 (木) 10:23
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うわぁ、そうか、ぴなちゃん愛媛県人になったんだったね。
今、初めて実感したよ(苦笑
いまのいままで、相変わらず広島県人、つーか福山市人のイメージしかなかった自分に気がつく ある冬の日 - pinna 2005-12-08 (木) 22:56
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広島&福山も年に4、5回は行くしそっちの話題もじゃんじゃかOKよ。
これからは愛媛のことも色々と発掘調査探求予定でーす!!