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解釈

今週はお盆の余波で土曜は出勤で日曜日しかお休みがなかった。
遊びにきている姉の子供には太陽の下でクタクタになるまで遊ばせようとプールに連れていく約束をしていた。
いつもくる弟の子供には従兄弟同士一緒に映画に連れて行ってと1ヶ月も前からお願いされていた。
もう日曜日には帰ってしまうのでチャンスはどちらもこの1日だけしかない。
子供にとっては豪華版。わたしにとってはかなりハードな予定だけど約束したので強行するしかない。

ピカチューの映画は短い30分程度のものと1時間半くらいあるのか2本立てになっていた。子供4人分は私の車にチャイルドシートがないから映画館で待ち合わせして分乗して行った。
弟夫婦には久しぶりに終わる時間までデート気分で買い物でもしておいでと言ったら「子供だけ映画館に入れておいて、一緒にゆっくりコーヒーでも飲もうや」などという・・・。

なんて呑気なお方!

とりあえず説き伏せて子供4人を連れて映画館に入った。

もう空いてる席は少なくバラバラで一番チビ2人を連れて一番前の真ん中のブロックに座るしかなかった。
最初の短い物語はみんな一生懸命観て、3歳の子も膝の上で身を乗り出して観ていたので、みんなすっかりイイ子に成長してと内心ホッとしていたのも束の間、休憩時間になったら「のどが渇いた」だの一緒にしゃべりはじめるわ、イスで遊びだすわ、あっちこっちに行きたがり、もう手が4人分なければ追いつかない。
子供は適度に水分をとらせなければ脱水状態になりやすいと聞いたこともあり、ジュースで黙らせようと(?)買いにいくとLサイズがいいと言ってきかない。3歳のクセに~っ。

その内場内が暗くなり、もう席に座っていてというのにふざけて走り出そうと席から飛び降りた。
運悪く隣の席の子供がジュースを飲み残して席の下においたのを、自分で蹴って倒していたので席の下はビチャビチャになっていたのでスッテンコロリン!
しこたま後頭部を撃ってワンワン泣き出すし、抱っこしたら背中とズボンが濡れていてこっちまでベタベタ。(--;
悪夢の休憩時間であった(?)。

5歳のU也が「ネーネ(お姉ちゃんの意)、もう(映画は)終り?」ときくので「まだ、あるよ。さっきのは短いピカチューのお話だったでしょう?次は長いピカチューのお話だよ」と教えると、ニコニコっとしてうれしそうにスクリーンの方を見て待っている。
3歳のK吾もお兄ちゃんのマネをして「ネーネ、もう終わりなん?(福山弁:終わりなの)」ときくので、また「まだあるよ。」と同じ事を言ってやった。満足気に「フーン!」と言って足をピョンピョンさせて喜んでいる。

あ、はじまった!
歌が始まると3歳の子が私に口を尖らせて「ちがうじゃん!ねーね、ちがうじゃんよぅ!」としきりに怒ってる。
「???」「何が違うの?」

「長いピカチューじゃないじゃんよぅ」

どうやらお話が長い短いというつもりで言ったのをヘビのように長いピカチューもしくは、背高のっぽのピカチューが出てくるのだと思って、そんなの初めてとワクワクして待っていたらしい・・・。(^^;

おかげで興味が薄れてしまいその後の映画の間中もイスの上に立ったり、パパとママがいないと言い出したり、服が気持ち悪いというので、着替えは今ないから後でプールにいって着替えようねといったのが間違いの元で「すぐプール行きたい」とゴネるは、さっきLサイズを飲み干した自然の摂理で2度も外に出る羽目に。一番前に座ってるんだから静かにしてよ~よ。めそめそ。いや~、最後までゴソゴソして大変でした。

その後も色々ハプニングがあって「長いピカチュウ」の話を忘れていたんだけど、今日の仕事中に急に思い出したら可笑しくて可笑しくって、笑いをこらえられなかったわ。なんであんなに普通のピカチュウだと真面目な顔して怒ってるのか。平和よね。

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