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そっくりさん

この福山のどこかに、私にそっくり瓜二つの人がいるらしい。
もう、何年も前から覚えのない目撃証言をよくきかされるの。
ある時は商店街をスゴク格好いい男性と手をつなぎ仲睦まじく歩いていた・・・とか、橋の上ですれ違ったら、やはり格好いい男性を隣に乗せていて、こっちには気が付きもしなかった・・・とか、土曜日の何時にどこどこの角を右折していた。車も後ろにステッカーが貼ってあって間違いない。などなど。

そのどれもまるで覚えがないのだ。情けないことに。
大抵の場合、どうやら余程格好いい人が隣にいるらしい。これがそもそもオカシイ!ドンッ!!(机を叩く音)
まあいい、・・・ちょっとエキサイトしすぎた。

私をみかけた人は、その場ですぐ声をかけ、そっくりさんの存在を明らかにするように!!

人間違いといえば、里帰りした姉が私が泊まりがけで潜りに行ってる間に無断で(断らなくてもいいけどね)私の車で買い物に出かけたことがある。
それから随分経って、ダイビング仲間の近所の男の人とショップで会った。

その人が家から出たら、ちょうど目の前に(私の)車が入ってきた。
あー、と思ってパッシングしても、クラクションならしても、私からは何の反応もない。
「気が付かないのか、コノヤロー!!」と思い、国道に出た時にふざけて後ろにつけて煽って走っていたら私がスピードをあげたので、また一緒にあげたらまたスピードをあげる。
そのままかなり走って、つまらなくなったので、隣の車線に変更して追い越しざま運転席を見ると、私じゃないっ!
違う人を煽っていたのかとギョッとした。なんでお前の車に違う人が乗ってるんだよ!と言っていた。

もしやと思い、さっそく姉に電話すると、「あーやっぱり知り合いだったの」
聞くところによると、大きな車が家から出るとすぐ後ろにつけてきて、パッシングするので自分が割り込んだと思われて怒っているのかと思ったらしい。2車線の道に出てもすれすれピッタリとつけてくるのでスピードを上げたらまた上げてくる。ずっとついてくるので、汗びっしょりになって怖かったんだそうだ。

追い抜いていったときに、私と同じダイビング団体のステッカーを後ろに貼っていたので、私と多分知り合いだったんだなと分かったらしい。「けど、生きた心地しなかったよ~」だって。

このようにお互い間違えであることが分かった時は気持ちよい。(かな?)

しかし、この勝負、どういう反応を返したら煽られなかったのか。きいておくべきだったかもしれない。
運転していたのが私じゃなくて良かった。

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