先月、福山の実家に帰ったときにイノシシの肉をくれたおじさんが(参照「山の恵みをありがとう」)
玄関先でおしゃべりをして以来、
私のことを
「カワイイ娘さんだ、あんなにカワイイ子はいない」と母に会うたびに大絶賛してくれているらしいのです。
おじさんの目にどれだけ私が可愛く見えたのでしょうか。
なんでも
私が頂いたイノシシを大変美味しかったと言って喜んだこと、
赤ワインと合わせてただ焼いただけで食べたりトンカツのようにして食べたというその食べ方のオリジナル性というか貪欲さ(?)を気に入ってくれたらしいです。
カワイイというのは見た目のことじゃなかったのね・・・。やっぱりね。(--;
ともかく、さっき母から電話があってそのおじさんが今現在羽田空港にいて、北海道から帰る途中でとり急ぎ連絡してきたことには「エゾシカを獲ったので娘さんに送りたいが送っても良いか」ということだった。
しかも首を皮(というか毛)付きのまま箱に詰めて。←これを聞いただけでショックで母は気絶しそうだったと思う。我が家でも頭はついてないよね!?と一時騒然となったのだから。
そんなのムリ!と言いたいがイノシシの時に母が私は元栄養士だから料理は全く問題ないと吹聴しすぎたのだ。
栄養士なら毛付きの肉の処理が出来るなんてとても言えないと思うが今更どうしていらないと言えよう。ブロック肉にしたものより傷みにくいので少しでも鮮度を保って届けたいという気持ちからなのだから。私も自分がソレを目の前にしてどんな反応を示すか分からないけれどやってみるしかない。
でも、味は期待していいと思う。
フランスのジビエ(狩猟で獲る野生の鳥獣肉)料理の感覚でまたまた赤ワインに合わせたら良さそう。
ちょうど昨日からベーコンを作ろうと思って豚バラ肉を塩漬けにしていたところだったので鹿肉も燻製にしてみたらどうかなとか、焼いたり豆類と煮込みにしたり滅多にお目にかからない食材なので色々試してみたい。
果たしてネット上にエゾシカの料理法なんておちてるのだろうか。
と探してみると沢山あってビックリ。意外にメジャーなんだ。
しかも2008年10月24日のTBSニュースiに「給食のエゾジカ肉からライフル弾の破片」という見出しのニュースがあった。小学校の給食にエゾジカ丼が出ているということにも驚いた。これは静岡の蛇口からお茶、愛媛のミカン果汁でごはんを炊く「あけぼのごはん」に続く衝撃だった。さすが北海道!日本も広いな~!!
ああ、レシピを探してたんだった。すぐ寄り道しちゃうんだ。
なんて浮かれている場合か。
食べるその前に難関が待っている。
今晩はエゾジカの夢を見そう・・・。(うなされる方のね)