現在、BS2で「没後10年 黒澤明監督特集」として全30作品を放送(4月5日~12月25日)している。
「世界のクロサワ」と言われる監督の作品なので気にはしていたものの、元々邦画や時代劇は殆ど見ない方なので今回も見ずに終るだろうと思っていました。
それが9月6日に放送されていた「七人の侍」。
食事中にテレビをつけたらちょうど始まるところで、そのまま10分くらい見てしまい面白くてつい引き込まれてしまいました。
旦那さんが「こ、これはこのまま見てしまうのはモッタイナイ(←なぜそういう発想になるのかな?見てしまえばいいのに)ぜひ、DVDを借りてジックリ見たい!!」というので後日レンタルすることにしました。
そしてレンタルショップに行くと「七人の侍」はレンタル中。代わりに「椿三十郎」を借りて帰りました。
こちらの作品も去年織田裕二さんが主演でリメイクされてしているので両方見比べてみたいと話していたのです。
そして昨日、黒澤監督版「椿三十郎」を見ました。
すごい、圧倒的にすごい。世界のクロサワ、世界のミフネと言われる訳が分かると盛り上がり興奮さめやらぬまま布団に入りました。
うとうとしかけた時に、旦那さんが突然叫びます。
「椿三十郎、織田裕二郎!」
ハッキリと、そしてリズミカルにお笑いのジョイマンよろしく韻を踏んでいます。
何事?笑わせようとしているのか?
「織田裕二郎じゃなくて織田裕二よ」と声をかけると即効で
「織田裕太郎!!」
今度は石原裕次郎のモノマネをするゆうたろうと混ざってるのだろうと思って笑えたけど当の本人は背中を向けたまま微動だにせずスースー。
もしかすると寝言なの~?(--;
いったいどんな夢をみているのやら。
寝入りばなを起こされて寝起きも悪かったけど次の日はお休みだからまっいいか。
しかし、寝言を言ってしまうくらい黒澤映画の衝撃は大きかったのでしょう。
「七人の侍」が楽しみです。