パラオ初日はこうやってコロール島からカープに移動するなり部屋にも案内されずボートに乗りダイビング2本+無人島でランチという一見ハードなスケジュールで幕をあけた。
といってもポイントまで15分という好立地(コロールからだと片道60分)にあるので、まだお昼の2時なのだ。
カープに戻ったら部屋に入ってシャワーを浴びたり夕食の時間までリラックスして過ごす。
コテージはオーナーの手作りで私たちの部屋はビーチが目の前の2棟続きの「シーサイドコテージ」タイプは4種類くらいあるらしい。トイレとシャワーは共同ではなく部屋にあったので喜んでいたのだけど、友だちは上がってきて「私、シャワーの時もサンダルを脱げなかった」と言っていたような作り。ま、一度使えば慣れるかな。
荷物の整理を済ませたらカメラを持って散歩にでかけた。鳥が羽を休め、ハンモックもあちこちに吊してあって、くつろぎムード満天。
それも狭い島のまたごく一部(奥はジャングル)なのですぐ暇になり、さっきのダイビングのログ(記録)をつけようと二人でログ・ブックとペンを持ってビーチのテーブルを陣取った。
ほどなくみやさんに見つかりわらわらとみんなが集まってきた。
コロールから一緒だった男性1人は知っていたものの、あと3人組の男性と2人組の男性がいたが、その時はまだ誰が誰か識別ができてなかったので帰ってきて写真を見た時に「あ、この人この時からもう話しをしていたんだね~」とKちゃんと二人で驚いていたのでした。今ならみんな分かるけど。
サービス精神旺盛なみやさんがヤシの実をとるのが得意なおじさんを呼んできてくれてヤシのジュースを飲ませてくれることになった。説明では緑色の実より茶色になっている実の方が美味しいという話しだったけど、おじさんがとってくれたのは緑色ばっかりだった。(既に茶色のは採りつくしていた?)
なもんだから、ちょっと青臭い。
しかも1個もあれば充分なのに5つも6つも上から落としてくれるから食べるのに必死。
通りすがりの人を呼んでは試飲会。
この実の内側の白い部分はナタデココなんだって。スプーンで食べてみる。ヤシの繊維の部分も一緒に削ってしまい、ちょっとシワイ感じ。せっかくなのに残せないから一生懸命食べて次の人に回すけど、みんな「もういい、もういい」と言って無くならない。
でもこの余りまくったヤシの実を完璧に平らげてくれる助っ人がいるから大丈夫!
島で飼っている3匹の犬のマス、プリンセス、ミルク(みんなメスで親子)が飛びつくようにガツガツと食べてくれた。ジュースもナタココも大好物なんだって。
ショッピング・モールもカラオケもゲーセンもフィットネス・スタジオも温泉もない。
でも何もすることがなくゆっくり過ごせるところがとてもいい。こんな時間を過ごせるのが幸せなんだよね~。