まずダイビングを初めて驚いたのは海の中の景色。
実際に自分の目でみるまでは、その存在を理解できなかった。(想像を絶するっていうのはこういうこと?)
陸のように山があって、谷があって木や花のように緑や赤と色とりどりの珊瑚がある。それが太陽の光にキラキラ輝いてみえてとっても美しい。砂地や岩場、洞窟と景観は様々だし、断崖絶壁度は陸上の比ではない。
そして魚の種類の豊富さ。
色、形、大きさ、種類も生態も何もかもがどうしてこんなに個性的なんだろう。
いつも新鮮な驚きでいっぱいだけど、まだほんの点ほども見てはいない。
そして、きっとまだまだ人間に発見されてない生物もたくさんいるのだろうね。
海中で自分が巡り会った魚や景色をフィルムに収めて陸上でも見ることができるのは幸せなことだ。
だんだん顔を覚えてくると、お気に入りの魚というのが見つかる。
魚の名前の多くはその魚の容姿の特徴と科の名前を合わせてつけられている。
*四国の柏島にて*
(写真中央で頭が下を向いてます)
この魚は英名を「Long nose hawkfish」で和名は「クダゴンベ」!!
Long noseとクダっていうのは同じ様な感覚で取り入れたのだろうね。
問題はゴンベだよ。
これはゴンベ科という科の名前ではあるけど、この可愛い白地に赤いチェックという容姿に似合わないじゃないの。
好きな魚なんだけど名前について考えるとき、ちょっと悲しくなる私でした。