足摺岬の展望台にて

展望台に上がると若い3人組の女の子達が下の方を指さして
「すごい〜!」とか、「初めて見た〜」と長い間騒いでいました。
すっごく興味をそそられて彼女たちの様子を離れたところから見ていたけど
何が見えると言っているのかよく分からない。
一緒にいた旦那さんと亀かイルカでも見えるのかな・・・と探してもいない。
今日は釣り人の姿もない。
足摺岬
 ~展望台の対岸より~


声をかけて聞こうかと近づいてどうやら波が岩に砕けるのに感動しているらしいと気が付いた。
「見た?見た?あの岩の乾いたところが濡れたの、分かった?」って。
確かに私も瀬戸内育ちで穏やかな海しか知らなかったから
初めて足摺岬に来たときは青い海と空、絶壁と打ち付ける波の激しさに心奪われたっけ。
今はこのすばらしい景観にすっかり慣れてしまって
まさか亀もイルカも鯨もいない海で、なかなかあんなに長く展望台の手摺りに張りつけないわ。
なんとも可愛らしい子達だった。

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