妻の野望

今年も栗の渋皮煮に挑戦しました。
も・・・、と言っても去年の栗は虫食いが多くて途中から別の物になったので出来上がりをみたのは今回が初めてです。


昨日のお昼に実家からの荷物が届き、開けてみると新米や栗、サツマイモなどが入っていました。
うれしい秋の味覚です。
夕食の栗ごはん用に少し取り分けて残り1kg余りを念願の渋皮煮にしようと張り切って皮をむき始めました。
前もって熱湯に浸けておき軟らかくしておいてから包丁で内側のボサボサとした渋皮は傷をつけないように残して外の鬼皮だけをむきます。
これがやってみると大変で指がアクで黒くなるし、痛いし、気をつけていても結構アッサリと渋皮までむけてしまい難しいのです。途中で挫けることなく最後までむくと時計は既に午後4時。2時間位かかってしまいました。
今度は重曹水に浸してアク抜き第一段階。
それを洗って重曹水で10分煮る。
洗いながら余分な渋皮をこすり落とす。
また重曹水で10分煮て洗い・・・
もう一度同じことを繰り返して一晩水に浸けておき、翌日味付けをして70分煮る。
最後にブランデーで香り付け。
私の知る限り最も手をかけた作り方だったのですが、
食べてみてガーン!!
シブが、シブが、残ってるぅ~
(><)。。。エーン!
口の中が渋渋です。
近々、旦那方の親戚の家に伺う予定だったので作ってる途中で「そうだ、コレを手土産にしたらどうかしら」などと考えていた私。
pinna 「実家から栗を送ってもらったので渋皮煮を作ってみたんです」
叔母 「まあ、こんな手のかかるものを・・・!!」「美味しいわ~(^^)」
pinna 「そうですか、良かった~(*^^*)エヘッ」
なんて会話をイメージトレーニング(というか妄想)しつつニヤニヤと頑張ったのだが無念。
「よく出来たお嫁さん」的な妻としての野望は無残にも達成ならずでした。
第一段階で6時間おけとあったのに5時間しかおいてなかったから?
だって、早く寝たかったし。
それとも重曹を入れて煮る時間がそれぞれ短かったのか、渋皮をもっとギリギリ薄くまで取らないといけなかったのか。もしくは砂糖の半量を黒砂糖にしたせい?(原因候補がいろいろあるな~)
失敗の原因が分からないけれどこの勝負は来年に持ち越し。To be continued.よ。
しかし、この大量のシブシブ栗の甘煮はどうしよ~?
とりあえず黙って旦那さんの前に出して食べさせたら・・・
一個は減るけど、そのあと大騒ぎになるだろうな~。

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コメント

  1. だんな より:

    もう、読んでしまったよ。

  2. pinna より:

    読まれてたかっ(^^;

  3. そう より:

    やりとりに噴いた(笑

  4. pinna より:

    知っていたわりにはすんなり口に入れてたよ。
    大騒ぎしてみたかったのかな?
    渋皮のところを削ぎ落としたらマロングラッセ風のお菓子になった。奇跡の復活!
    見た目が悪いからお遣い物には出来ないけど捨てずに済んだよ。