後に引けず Part2 (^_^;)

ことの起こりは私が突然インターネット・オークションなるものに目覚めたのだ。
自分は絶対に関係ない世界だろうと思っていたのに気が付いたらサイトを見てて、可愛い黒のワンピースを見つけてしまい、これがまた安かったので入札したら落札できてしまい、着たら気に入ってしまった。
そのまま買い手でいてもいいものを、どーしてこう新しいモノ好きなんだろ・・・。気が付いたら出品者になるというオークションの王道の世界に足を踏み入れてしまっていた。しかし、自分で出すものは自分が持っている物であり、あまり高い物を買わない私は出品するのに適当な商品を持っていない。
そこで会社で「なにか出したいのにないの~」と話題にしてみる。
これは絶対に確信犯であり、こういうときだけ何か出してくれることを期待して甘えているのだ。(^^;
それならちょうどいらないテニス・ラケットがあるから出してみる?と言われ、やったあ!!(他にも2,3点ゲットした)
ワクワク持って帰って写真を撮ってみたがなかなか現像に出しに行く程写真を撮らないので先にデジカメを買ってしまった。(これが先日壊れたデジカメである。)説明文を作成してアップするまでに準備期間が1週間から10日もかかった。結構大変。
テニス歴の長い人達にこのラケットはいくらで売れるかリサーチしてまわり、大体3000円で売れればいいだろうという評価。余程これが欲しいと思っても実際に手にとってみて5000円だということだった。
そうしている内に、そのラケットを出してくれた人がこう言い出した。
3000円で売れたらいい方だろう。もうそれは持っていてもいらないものなんだからラケットはpinnaにあげたということで、いくらで売れても全額pinnaにくれると!
さて、実際に出品してみると質問が結構届く。グリップサイズは?とか傷み具合など。先に細かくきいておいたつもりでも分からないことだらけ。翌日会社に行って訊いたり、連休の時は返答が遅れるので仕方ないからスポーツ店に足を運んで調べたりカタログを調べたりしたのだ。も~、pinnaちゃんってばマメ
結果はというと、なんと9000円もの高値で落札されたのだっ!!
すごいっ!
翌日、彼にそのことを報告すると大喜び。この時点で先にpinnaに言ったことはすっかり水に流してしまい、忘れ去られてしまったのだ。もちろん元々私の物ではないから、そのお金はもらう筋合いはナイのだが、周りにいた者達が「おまえはラケットもお金もpinnaにやると言っていたじゃないか!いい値で売れたら前言撤回どころか言ってなかったことにするのか!?」とふざけ半分に騒ぎだした。
先に余計なことを言わなかったら誰にも責められないものを・・・。
親切でしたことが仇で返されることに。かわいそ~。
ともかく、9000円はそっくり彼に返した。
でも、その中から手数料として2000円くれた。実際これは貰いすぎぐらいの金額だろうに、一言が祟ってみんなにはケチのレッテルを貼られ、いまだに剥がせないでいる。
どうも「雉も鳴かずば撃たれまい」という諺を思い出してしまう一件であった。

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