失恋は古い

最近、pinnaは髪を切った。
その場の気分でお店に置いてあった雑誌で選び、更にアレンジはお任せしたので仕上がりは自分の思っていた感じとはかなりかけ離れたものだった。
前の方が肩より下まであって、前髪も長くなっていたけれど、それなりに女性らしいかなと思って揃える程度にするつもりが、バッサリ切っちゃって小学生でも今時・・・ってなショート・カット。ちょっと失敗だったと後悔していたのに、周りの評判はナゼかとてもイイ。
スッキリしたというのが一番多かったけれど、中にはふざけているのか「色っぽくなって」とまで言ってくださる(←わざわざ敬語にしてみました)方もいて予想外でした。
もう一つ予想外だったのが「バッサリ切って、失恋したの?」って言われるかと思っていたら、ダ~レも言わなくて、反対に「イイ事あった?」って言われたこと。
とりあえずイメチェン成功?(するつもりは無かったけどね~)

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ミレニアム・クリスマス

pinnaは子供の頃、教科書か何かで箱根の寄せ木細工を見て、その精巧な美しさにずっと憧れの念を持っていた。今、手元にその寄せ木細工の箱とキーホルダーと栞があって、とってもうれしい。おみやげにもらったのだけど、本当に美しい色と柄をしていてほれぼれするわ。
この23~25日は家族と親戚は叔父の七回忌で箱根に2泊していた。
私は箱根には行かず、1日遅れて家を訪ねてお線香をあげさせてもらって、いとこ達と叔父さんの写真を見せてもらったり、想い出話をしながら夕飯も御馳走になって、子供達だけでも(といってもみんな成人してるが・・・)いっぱし(?)に法事をしてきた。
翌日の朝、私も合流して別の伯父が生前乗組員だった山下公園の氷川丸に初乗船。
故人を偲んで船内で昼食をとっていると、突然バラバラと雨が降りだした。左側の窓は雨に煙り隣の右側の窓は晴れているという「片時雨(かたしぐれ)」という不思議な光景に母が窓に走り寄ると晴れ間の方に大きな虹がかかり、それは美しく幻想的なクライマックスとなった。出る頃には雨も上がり、私たちは横浜を後にした。
もう95歳近い祖母も全行程歩いて元気に行って帰れたし、次の日寝込んでしまわないか心配していたが、至って元気!
何か行事の後は必ず3~5日寝込む父も、いつも通り朝早くから起きているし、キツネにつままれたような上出来具合でビックリなんだけど、それぞれが意義深い良いクリスマスをおくれたと思う。
しかし、どこへ行っても今までは「連れて行ってもらう」子供の立場だったけれど、今回は逆転してみんなに頼りにされ先導する立場になり、会うなり「これで家まで帰れる」と大歓迎されてしまった。私がいない間かなりトンチンカンの連続で困ったちゃんが続発!・・・そうとう面白かったらしい。
自分も世代交代の時期に来たんだな~と実感。これもミレニアムに相応しかったのかもしれない。
時代が代わって、これからは私たちが手をひいていくのだと教えられたようで。

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