その手を

6月29日(木) きょうの天気どうだったかな・・・?仕事に一生懸命だったからワカンナイや
暗くなりかけた帰り道で建設中の自分たちの家を見に来たらしいお年寄りが二人道を渡ろうと車が通り過ぎるのを待っていた。おじいさんはステッキを持った反対の手で、おばあさんの手をしっかりと握ってあげていて、車が通り過ぎると渡り始めた。
手をつないだままで。
足が弱くなったり、耳が遠くなったり。ただ道を渡るという行為も結構危なくて命がけということもあるだろうけど、しっかり守ってるという感じが伝わって心温まる光景だった。
先週の日曜に見かけたカップルは男の子が女の子のバック(しかも小さくて軽そうな)を持ってあげて並んで歩いていたところだった。この二人もやはり道を渡ったのだけど、そのタイミングに女の子が男の子と手をつないだら男の子は2、3度大きく手を振って、女の子の手を振りきって外してしまった。
「もう。」というような感じでそのまま歩いて行ってしまったが、ケンカしていたのか恥ずかしかったのか。パックを持ってあげられるなら手もつなげるような気もするけど。どちらも大事な人と歩いていたのに対照的な光景だった。
でも、考えてみると、手をつなぐって案外特別なことなんだな。ちょっと仲が良いくらいでは手をつないで歩いたりしないんだ。恋人同士じゃなくても小さな子供やお年寄りでも、守ってあげたいとかお互いに相手を「大事」に思う気持ちがあるということなんだろうね。
とてもナチュラルな愛情表現なのかもしれない。ちょっと発見!

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