外で幼い子供の声がして。部屋でアイロンをかける手は止めず危ない事がないか外の様子を少し気にとめていました。
まだ明るいけど涼しくてお隣さんの子供が家の前の道路で遊んでいる様子。
お姉ちゃんは7才、弟は5才くらいかな。
お姉ちゃんの自転車に走っても追いつけない弟は疲れたのか、つまらなくなったのか他の事に興味が移ったようです。
「あ、ネコ!」
我が家のお向かいの猫、チャトランのことだと思われます。
(写真は「命名名人」参照のこと)
お姉ちゃんは「あれはタヌキ!タヌキよ!」と言って自転車を降りて来て、チャトランは面倒だと言わんばかりに子供達の目の届かないところに去って行った模様。
弟は内心「タヌキのわけ無いじゃん」と思ったのか家に戻ろうとしていたところを尚も「おいで、タヌキ見に行こう」と姉に促されていた。
アイロンのかかったシャツをハンガーに掛けようと立ち上がった時に窓から外を見ると、草だらけの畑に通じる道を歩いていく後姿が見えた。
ニャンと鳴くタヌキを探しに行ったのだろう。
チャトランは毛色が茶色でシッポがフサフサでタヌキっぽいけれど、確かに猫だ。
色々な毛並みや大きさや姿形の違いがあろうと、種とか分類上の決まりは知らなくても猫は猫、犬は犬って人は小さい時から見分けるものだ。もちろん、お姉ちゃんも猫って分かっているけど、悪戯心が芽生えて弟をかついでやろうと思っただけだろう。人間の分類能力ってスゴイなあ・・・。
話しは変わって先日朝の「めざましテレビ」で軽部さんが映画で共演したジャック・ニコルソンとレオナルド・ディカプリオのエピソードとして、プライベートでゴルフをしていた時に野生のボブ・キャット(大山猫)が現れて驚いた二人はゴルフを途中で放棄してカートに乗って逃げた。そして中型の猫位の大きさのボブ・キャットに遭遇しても襲われる危険性はないだろうというようなことを紹介していました。
テレビで紹介されていたボブ・キャットは頬の毛が長くて茶色い毛で、それこそ猛獣というよりもチャトランにソックリでした。
チャトランの意思とは関係なく、ある家では勝手に名前を付けられ、また色々な動物に似てると言われて追いかけられ迷惑な話ですが、”ご近所のアイドル”であるということだけは間違いないと思われます。