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禁断のメニュー?

急に夜は肌寒くなり秋の訪れを感じる今日この頃。
来年度版のカレンダーやスケジュール帳が店頭に並んでいるのを発見して「早っ!」と驚いていたのもつかの間、今日は筆ペンや絵手紙の絵の具など年賀状作成キット。今から書いてもまだ投函できないけどもう買う人がいるのでしょうか。
季節感と言えば食べものも欠かせません。今年は秋刀魚が大きくて美味しいし、果物も甘くて美味しいですね。

今、一人用の直接コンロにかけられる蓋付き鍋が欲しいなーと行く先々で目に付いていけないのです。
煮込みうどんとか、鍋焼きラーメンとか、下に鍋敷きなんて敷いちゃって熱々をそれぞれハフハフ言いながら食べるのがこの冬の憧れの姿です。ま、猫舌だからハフハフはイメージだけの世界になるかもしれないけどね(--;)

鍋と言えば、先々週の金曜日。友達が福山から来てくれたので夕飯を何にしようと考えていた。
ちょうどこのくらいの季節からは愛媛県内ではあちこちで「いもたき」が催されるらしい。大洲というところの河川敷でする「いもたき」が人気で他の地区にも広まったらしい。本来はどんな意味があるのか分からないが、ホテルのホールや屋上でやっている看板をよく見るので、夏のビアガーデンが終わって秋はいもたきと都合よくお酒を飲む機会を作っているだけのようにも見える。
「愛媛」の「この季節」の食べもので、前もって準備すれば後は一緒に座っていられる。私も一人台所に立たなくてもおしゃべりに参加できるというもの。客人を迎えるのにピッタリのメニューだと思った。

何を入れたらいいのかスーパーを一巡りすると「いもたきの出汁」「いもたきセット」など既に色々並んでいる。さすが人気があるだけある。お肉売り場にあったいもたきセットはナント半額のシールが貼られて残り1セットのみっ!!!

それなのに・・・。
何度も手にとっては置き、また離れては戻り・・・。

実は「去年鍋をやり過ぎた」との指摘を受けていた。真夏の鍋なんてまるで関係ない季節に「鍋ばっか続いた」と指摘を受けていた。
あんなに味が重ならないように飽きないように、さりげなく3日置きくらいに控えながら出していたのに。
冬は母から白菜、水菜、大根、里芋、カブがどっさり送られてきて、常時白菜が7玉、大根が10本以上とかいうストック量になるので鍋でもしなければ減らないのだ。
春先にもらった玉ねぎを先週まで使い続けていたと言ったら実家からの野菜の量が分かってもらえるだろうか。
なので水炊き、キムチ鍋、塩鍋、モツ鍋、鴨鍋、ホウトウ、タラ、アンコウ、フグ、牡蠣、豚、味噌、醤油、豆乳(これは不評だったが)・・・最後はとうとうトマトスープベースのイタリアン鍋まで手を替え品を替え騙し騙しやり通したつもりだったのに・・・。

去年は寒くなり始めたころに2~3人用の卓上電気鍋を買って嬉しくて鍋の他にも湯豆腐やおでん、パエリアなどなんでもそれでやったので毎日夜はテーブルに卓上電気鍋がセットされる。せっかく3日おき鍋作戦を展開してもテーブルセッティングがそっくりなので回数以上に印象付けてしまったようだ。失敗だった。

今年も必ず大量冬野菜が来る。
まだ鍋は出せぬ。
ギリギリまで、大量冬野菜が届くその日まで、耐えて待つのだ!

そういうわけでこの日の夜はハンバーグ。

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