午前中に神宮寺という紫陽花で有名なお寺にいってみた。
境内にずっとあじさいが咲いているのだろうとは思っていたけど、あまり期待してなかった。
着いたら駐車場に数人のおじさんが誘導してくれて出たところから順路となっている。池の周りをひとまわりして既に良かったね~などと言っていたら境内にも、裏の山にも、その上の神社にも、あふれんばかりに紫陽花が咲き誇っていた。圧巻でした。
それだけ広く手入れをしているのに、拝観料もとらず、露店も並ばずお土産もの屋さんもなく、お寺の縁側で耳の遠いおばあさんがこの時期だけという瓦せんべいとお守りを売っているのみ。
今時、潔いばかりにくつろぐ空間でした。1つ難を言えばあちこちに「あじさい寺」という赤いノボリが立っていて、それが景観を崩しているといったところでしょうか。どこにカメラを向けても入ってくるのが哀しかった・・・。
最後にあじさいをガレージで依託販売しているところがあって、「値切らないで、あじさいは根を切らないで」と張り紙がしてあった。余程値切られて困ったのか・・・?
それはそうと、そこにすごく背の高い豪華な紫陽花が一鉢あって、品種名を「花火」というそのままに、がくあじさいの咲いている花の部分が大きく飛び出していて花びらの咲きのとがった感じとか、たくさんついた1つ1つの花のドームが大きいところとか、打ち上げ連発花火を連想させるから名前の付け方の妙にただただ感心してしまった。
これはフィルムを撮りきっていたから写せず残念でした。
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