せっかく面白がらせようと写真を送ってくれたのに、pinnaは見られないまま数日が経ち、いよいよ週末を迎えることになった。金曜日の昼休憩に弟に携帯のメールに入れて打診しておこうと思い「怖い写真が家のパソに入ってるから検閲してね」と書いて送ったら、宛先不明で戻ってきた。
弟は「あのトンネルに出る」とか「あの坂で何時にライトを消すと出る」とかいう話をどこからか仕入れてきてはワクワクして試しに出かける程、怖いの大好きなので早く知らせて喜ばせてあげようと思ったのに。
おかしいな、前はこれで届いたからアドレス替えたかな?
暇ついでに他の人に「弟のアドレス変ったの?」とメールを入れると何事か急用か?と折り返し電話がかかってきた。
そんな大事じゃないので「だったらまた電話するから良いよ」と言って切ると今度は本人から「何事か急用か?」と直接電話がかかってきて、なんだか大騒ぎになってしまった。pinnaから平日の昼に連絡が入るなんて余程の事だと思ってしまっても仕方がないか・・・。ともかく手短に写真の事を伝えておいた。
日曜日の朝は予定より1時間も早く来て「早く見せて」とせがむので、メーラーを立ち上げてここをクリックするか最後までスクロールして見てねとだけ伝えて早々に退散。
しばらくして満足気なニコニコ顔で「確かにちょっと怖かった」と言い、私にも是非見ておいた方が良い!と連れて行こうとする。いったい何年付き合っているのよ、その人生の長さだけ一緒にいるんだから分かりなさい。
絶対、イヤだっちゅ~に!(--メ
結局、ムリに連れて行かれはせずセーフ!と思いきや、パソコンを立ち上げたままだというのでオフにする為に上がってきてスクリーンセーバーが流れていたので何気にマウスを動かすと・・・モロに間近で見てしまった。(@_@)
写真を画面に残したまま去って行ってるとは!私もそのくらい気が付けよ。と自分を叱りつつ事故とはいえ見てしまって分かってしまえば少々気も大きくなり、後から来るはずの姉にも見せる為パソコンは立ち上げたまま階下に降りた。
姉も着いて他の用事をしているところに耳打ちして「2階で写真見てきたら?」と2階に弟と上がらせ、私はチャイムが鳴り玄関へ。ほどなくして頭上から「ギャー!」との雄叫びが!
タイミングがいいというか、悪いというか。
我が家はその日法事で、ちょうど来られたのはお寺のお坊さん。
玄関に足を踏み入れた瞬間の叫び声に「何?結界が破られたのか??」というような感じ。
何の心の準備もなく写真を見て驚いただけなのに「サカリのついた猫みたいな声出して」と親に怒られて不憫な姉であった・・・。
尚、この「ちょっと怖い写真」を是非見てみたいというのであれば転送しましょう。(←結局、捨ててない。気に入ったか?)
ご希望の方はpinnaまで。
<追伸> Mさんへお詫び
見られない写真を送ってきたと言ってゴメンね。
後でステキな海の写真を送ってくれてありがとう!写真集を作りたい程いいのが撮れてるね。
いっそ本当に作っちゃう?pinna買うよ。