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赤福

赤福の今回明るみになった事件は本当に残念なことです。
あのアッサリとした餡の味が好きだったのに~!!

それに家族の大事な思い出の味でもあったのです。

父は他の餡子の菓子は食べると胸焼けがすると言って決して口にしなかったものですが、赤福だけは「これは食べられる」と言って大阪方面に行った時にはお土産によく買ってきてくれました。

夜、遅くなって家に着いてピンク包装紙に包んである箱を出すと子供達がワーっと群がってきて、それからお茶をいれたり箱を開けたりしてそれぞれ食べる準備をするのです。
二つずつ平等にお皿に取分けると父は一つでいいと言って、しかも餡を付属のヘラでこそぎ取って子供のお餅に上乗せしてくれます。
皆で口々に「この餡は食べられるって言って、ゼンゼン食べてないじゃない~」と責めたてるのですが「他のはこれだけ付いてたらもう食べられない」とうっすら餡の残ったお餅を美味しそうに食べてニコニコしてます。

もう赤福を食べながら母や姉弟と思い出を語ることは二度とできません。

そんなニュースを見て残念がってる私を見て旦那さんが「愛媛にはハタダが伊予福という赤福に似たお菓子を出してるから、また食べられるよ」となぐさめてくれました。
ではせめて伊予福を食べて心なぐさめようと思って調べてみましたがハタダの公式ページでは見当たりません。その他の検索にかかるページで確かに伊予福という菓子が「ある」という気配がするのですが、現物を手に入れる方法が見つかりません。

イメージを気にして生産を中止?
他の「赤福に似た」お菓子たちも次々と姿を消しているのかも。

阿波福、讃岐福、土佐福もすでに消えたのだろうか・・・。
これから旅行に行ったらいつも探してしまいそう。

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