今日、立ち話をしていたら相手の人が「もう当分チョコは見たくない」と言う。
なぜか聞いてみると娘さんが先生やクラブの仲間に配る義理チョコを作るのを手伝って食べてないのに胸がいっぱいに。家中チョコの匂いが充満して結構キツイんですよね〜というわけだった。
とっさに「そんなにたくさん義理チョコを配りたい相手がいるって良いですね!」と言ったら納得したようで「まあ、そうね」と言っていた。
今年はアンケート調査(アイブリッジ)で女性の7割が義理チョコは無くなれば良いと答えたと新聞やテレビでも取り上げられていた。色々あるだろうが義理にお金も買いに行く時間もかけたくないというのが理由だろうか。
日本特有の習慣らしいし、どっちが良いのか分からないけれどなんだか寂しいな〜。
私が以前勤めていた職場では義理チョコ廃止令が出てガッカリだった。
ホワイトデーのお返しが大変だからという理由。確かに両手に大きな紙袋いくつも持って高級チョコを配る人もいればお徳用粒チョコを一袋買ってきて一粒ずつ配る人もいて考えるだけでも面倒そうだけどね。
普段、周囲の人に良くしてもらっていると感謝していたら自然にこの機会に何かお礼の気持ちを表わしたいという気持ちが湧いてきそうなもの。義理が本当に「義理で」チョコを配らないといけない風潮だからと考えると相当うっとうしい行事になる。あげたい相手が沢山いるということは周囲の人に大事にしてもらってる幸せな人と言えるだろう。
贈りたい気持ち、お礼したい気持ち、感謝の気持ち・・・は、大事にしたいですね。