記念写真は私に任せて[Diving]
(1999-04-10 23:06:52) by tina


昨年の7月、沖縄の渡嘉敷島に潜りに行ったときのこと。
同じ宿に誕生日にステキなダイビングスポットで100本目を迎えられるように計算し、根性の入れてかなりハイペースで潜ってスケジュールを調整して一人で来ているという女性がいました。
もちろん連れがいないから誰かが一緒にお祝いをしてくれるという確証はなく、勇気あるよね〜。
ここはひとつ私が水中カメラマンをかって出なきゃ女がすたるっ!
というわけで、記念すべき1 00本目をしっかりカメラにおさめることを約束しました。
前日にはボートが同じことを確認しカメラのセッティング(普通の一眼レフカメラをハウジングという防水のケースに入れる繊細な作業)も抜かりなく、みんなでウキウキ盛り上がっていました。

友達とお祝いに後で写真を見たときにそうと分かるように布に「祝!100本」と書いて海に持って入り記念写真に入れたいと話していた。でも無地の布を持っていなかったから、内緒で朝になったらTシャツでも買いに行こうと思っていたら、朝食の時に別の男性が自分のタオルにマジックで書いてプレゼントをしくれたの。なんて気のつく優しい方なんでしょう!女の子ってこういうのに弱いのよねー!人ごとながら感動してしまった。

ようやくその時がきて、次々にみんなエントリー(海に入ること)していく。
私も重い器材を背負いイザ!どぶ〜〜んっ。
海に入って船にいるスタッフからカメラを受け取り、さっそくカバーを外してファインダーを覗くと・・・「アレ?」
何故か視界は真っ暗。
げげっ!!!ハウジングのカバーは外したけど、中のカメラのレンズキャップがついたままだった。ぴ〜んちっ!!

普段ならカメラに海水が入ったら使い物にならなくなるので、海水に漬けたハウジングをそのまま開けたり、さらにまた海に持って入るなんて私には考えられないこと。だってカメラって高いんだもん。

こんな大切な時にも詰めが足りないわたしって・・・。でも、この期待を「ごめ〜んっ」で終わらせるわけにはいかないっ。焦るぜ。
仕方がないからボートに戻り、上がろうとしていたら親切なスタッフの人が「やりましょう」と言ってくださり、慎重に開けてセッティングし直してくれました。
そうして事なきを得てファン・ダイビングに戻り、記念撮影もできました。よかった、よかった。

渡嘉敷のダイビングショップ「シーフレンド」のキャップのタットさん、どうもありがとう!!キャップがキャップを外してくれるなんてオチもついて(?)嬉しかったです。また絶対に潜りに行きます。

<画像:シーフレンド>

ログ付け後、記念撮影をしている内に悪ノリ(?)し て・・・。
ピンクがわたし。紺はここで知り合った100本記念のこ。

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